ヤマハ発動機、クリームハンダ印刷機「YSP10」を発売-段取り替え作業を自動化・世界最速レベルのサイクルタイム
【プレスリリース】発表日:2019年1月11日
新型プレミアム印刷機「YSP10」新発売
段取り替え作業の全自動化が可能・世界最速レベルのサイクルタイムを実現
ヤマハ発動機株式会社は、段取り替えの全自動化に対応し、世界最速レベル(※1)のサイクルタイムを実現したハイエンドカテゴリーのクリームハンダ印刷機(※2)、プレミアム印刷機「YSP10」を2019年5月1日から新発売します。
「YSP10」は、3Sヘッド(※3)やマスク吸着機能を標準装備したハイエンド印刷機「YSP」の後継機種です。印刷工程において最も工数を要する段取り替え作業を全自動化するため、設計から全てを見直し新たに開発しました。
従来からの自動プログラム切り替えやPSC(Print Stability Control)システムによる印刷安定制御といった機能に加え、新機能の「バックアップピン自動交換」「マスク自動交換」「ハンダ自動移載」(いずれもオプション設定)を追加搭載することで、段取り替え作業の全自動化を実現できます。
さらにマスククリーニング込みでのサイクルタイムを従来比20%向上させたほか、対応基板サイズの拡張や新クリーナーヘッドによるクリーニングペーパー消費量の大幅削減などを実現しています。
なお「YSP10」は、1月16日から18日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で行なわれるエレクトロニクス製造・実装技術展示会「第48回インターネプコンジャパン」に展示します。
※1:2019年1月当社調べ、当社最適条件時
※2:微細なハンダ粒子と粘性流体フラックス&バインダを練ったクリーム状のハンダ製品をスキージ(ヘラのような道具)でプリント基板の上に塗布する装置。リフロー硬化炉で加熱することでハンダが溶けて表面実装方式の電子部品をプリント基板に接合する
※3:Swing Single Squeegee。1枚のスキージでアタック角度・速度・印加印刷力を制御する、当社オリジナルの印刷ヘッド
*製品画像は添付の関連資料を参照
・名称:「YSP10」
・発売日:2019年5月1日
・販売計画:50台(発売から1年間、国内外)
*以下は添付リリースを参照
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製品画像
https://release.nikkei.co.jp/attach_file/0499765_01.jpg
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