ブックタイトルメカトロニクス3月2021年

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概要

メカトロニクス3月2021年

3Dステレオカメラ、他(株)マイクロ・テクニカ3Dステレオカメラ3Dステレオカメラ産業用FAカメラ高解像度FAカメラZivid2Ensenso XR30/ 36シリーズIDS 社製カメラSVS-VISTEKS社製カメラ ノルウェーのZivid社が開発した、3 次元形状を高速で取得する位相シフト方式の3Dスキャナ。カラー点群情報に加えて2Dカラー画像を取得できるので、従来の2D画像処理をより効果的に使用できる。また、Iris(絞り値)を変更しながら複数枚の画像を取得するHDRモードを使用することで、対象ワークの色や材質による点群取得の差異をより減らし、安定した形状取得が可能。特徴は、①ZividOne+の筐体からさらなるコンパクト化を実現、②独自の同期回路により高速撮像、③位相シフト方式により計測精度アップ、④カラーカメラを使用し、取得した点群データにカラー情報を付加、⑤HDRモードにより光沢のある製品や黒色の製品の点群取得が容易、⑥カメラキャリブレーション実施済みのため設置が簡単、など。 プロセッシングモジュールが組み込まれたモジュラーステレオシステム。プロジェクションモジュールには、デュアルコアARM CPUとFPGAアクセラレータロジックを搭載。ハウジングとコネクタは、IP65およびIP67に準拠した防塵および防水仕様になっており一般的な屋内(倉庫内)の使用に適したモデルになっている。特徴は、① UbuntuとEnsensoSDKを実行するデュアルコアARMCPU 内蔵、②対象物までの距離や精度など、柔軟なシステム構成を選択することが可能、③200mmと400mm の2 種類のカメラ間距離の選択が可能、④ FlexVeiw2 の機能による点群取得データの質を向上、⑤広い視野とワークディスタンスを確保、など。 ドイツに本社を置くIDS 社は、USBまたはGigEインタフェースをもつ産業用デジタルカメラメーカー。IDS 製品は先見性を重視した設計で、モジュール化の概念を取り入れているため、1400 種類以上の製品の提案が可能で、しかも同じソフトウエア上で使用することができる。プロフェッショナル志向のマシンビジョンコンポーネントはドイツ国内のみで開発され、産業用ととして継続性を重視し、世界中に販売されている。IDS 社製カメラは、ほぼあらゆる用途で使用されており、自動車、梱包、印刷業界などの分野における装置、プラント、機械工学、そして食品技術にも使用されている。また、ロボット工学、医療技術、交通監視、セキュリティ、キオスクシステム、物流など、多数の用途でも欠かせない存在となっている。 ドイツに本社を置くSVS-Vistek 社は、CameraLink、GigE、CoaXPress、USB3インタフェースカメラの開発から製造まで行っている産業用デジタルカメラメーカー。カメラのラインアップは、解像度32万画素(VGA)から1 億5100万画素(151MP)まで用意しており、強固なハウジングと耐熱を考慮した設計により、信頼性の高いカメラを提供。SVS-VISTEK 社製カメラのSHRシリーズは、47メガピクセルから高解像度の151メガピクセルの大型センサを搭載。優れたタップバランスで、要求精度の高い光学仕様に見合うシェード補正や不良ピクセル補正により卓越した線型品質、均質性、ノイズ低減を実現している。●(株)マイクロ・テクニカ 東京都豊島区東池袋3-13-3マシンビジョン用画像処理開発ツールネットワークカメラ用Multiple AIビジョンAdaptive Vision Multiple AI ラインウォッチャー プログラミング言語スキルを必要とせず、直観的なマウス操作で画像評価や各種検査/計測用ソフトウエア制作を行うことができる“All-in-One”の画像処理パッケージソフトウエア。データフロー方式をベースに、パワフルな画像解析ライブラリをもった統合開発環境下で代表的なアプリケーションを簡単に作れるという強みがある一方、プロフェッショナルユーザー向けに大規模なプロジェクトで高度にカスタマイズされたシステムに対しても、効率よく開発する事ができるよう設計されている。また、DeepLearning 機能を追加することでプログラミングスキルを使用せずに従来の画像処理ライブラリとDeepLearning 処理を1 つのプラットフォーム上で構築することが可能。 既存の監視カメラを画像装置に接続し、産業用カメラで行っている画像検査を監視カメラで実現するシステム。画像処理PCで判定した結果をパトライトなどのシグナルタワー介して異常を告知したり、異常発生時の前後10秒(詳細設定可能)の動画を保存し、NG発生後の動画の閲覧が可能。他にも、エラーログなどの解析やエラーをPLC 経由で送信することができる。特徴は、①ONVIF 対応のネットワークカメラと接続可能、②生産ラインの異常をAIを用いて学習し作成したアルゴリズムにより検出、③開発ツールを使用して認識アルゴリズムのカスタマイズが可能、④既存設備との連携が容易、など。請求番号C5025請求番号C5026請求番号C5027請求番号C5028請求番号C5029請求番号C5030センサ・計測・制御16 MECHATRONICS 2021.3