ブックタイトルメカトロニクス12月号2019年

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概要

メカトロニクス12月号2019年

8 MECHATRONICS 2019.12合金/貴金属の成分分析に特化した可搬質量アップとサイクルタイムの短縮をしながらもハンディータイプの蛍光X線分析計を発売従来並みの低コストを実現するスカラロボットを発売 オリンパス(株)は、科学事業の新製品として、過酷な環境下でも合金や貴金属などの高精度な成分確認を可能にするハンドヘルド蛍光X 線分析計『VANTA Element(ヴァンタエレメント)』を発売した。 同製品は、同社独自のアルゴリズムを搭載したことで、従来の同等機種と比較し、測定時間を短縮。これにより、日々の検査や長時間作業の負担軽減に貢献する。また、防塵/防水規格の「IP54」を実現し、約1.2mからの落下試験にも対応。これらにより、粉塵が舞う現場や荒天時といった過酷な環境下でも高い性能を発揮し、前機種から約15 %重量を削減したことで、1.32kg(バッテリ含まず)の軽量化を実現、使い勝手を向上させた。さらに、無線LAN接続機能(オプション)により、スマートフォンやタブレット上のVANTA 専用モバイルアプリに測定結果をリアルタ ヤマハ発動機(株)は、スカラロボット(水平多関節型ロボット)の新製品『YK400XE』(アーム長400mm)を発売した。 同製品は、低コストでありながら高精度/高機能の従来機種『YK400XR』の後継モデルで、駆動系やアーム構造の見直しを行うことで剛性アップを図り、最大可搬質量を従来機種比1.4 倍の4kgを実現。小型部品の組立て、箱詰め、仕分け、検査など幅広い用途に対応する。また、アーム構造の見直しによる振動低減の実現やモーションの最適化により、標準サイクルタイムを従来機種比約10%短縮の0.41 秒を達成し、高速かつ振動の少ない俊敏な動作で、生産性向上に寄与する。さらに、精密部品の組立てやシーリングなどの動作に対し、より最適化を図るためにパフォーマンスエリア(実際の使用領域)に最適なパラメータイムで表示させ、得られた測定結果はわずか3クリックで関係者と共有することができる。 蛍光X線分析計は、対象物に含まれる成分(元素)の種類や含有量を測定できる非破壊検査機器である。その中でもハンドヘルド蛍光X線分析計は、小型/軽量で対象物をその場で簡単に測定できるのが特徴になっている。製造現場の品質検査やリサイクル原料の選別、有害金属の調査など幅広い場面で使用されており、同社では多様な検査ニーズに対応する『VANTA(ヴァンタ)』シリーズをすでに展開している。今回発売する本製品は、シリーズの中でも合金や貴金属の測定に特化し、低コスト化を実現している。 同社では、、2019年9月10日から米国で発売し、世界各地で順次発売しており、日本では2019 年10 月11日から発売している。の採用や、コントローラ『RCX340』の性能向上等を図り、軌跡精度を向上させた。可搬質量、動作性能、軌跡精度など基本スペックを向上しながらも、従来機種『YK400XR』と同等の低コストを実現。 スカラロボットは、生産ラインの自動/省力化のニーズの高まりを背景に、需要の増加が続いている。その中で、アーム長400mmクラスのスカラロボットは、主にスマートフォン、PC、家電製品などの小型部品の組立てに使用されることが多く、同社は市場から評価の高い従来機種『YK400XR』の上位互換機種として、『YK400XE』を投入することにより、小型スカラ型ロボット市場でのシェア拡大を目指していく。 同社では、2019年9月17日より販売を開始しており、同日より1 年間で3,650台の販売を計画している。2019.12請求番号M5002請求番号M5001請求番号M0005