ブックタイトルメカトロニクス6月号2016年

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概要

メカトロニクス6月号2016年

MECHATRONICS 2016.6 11所在地:U R L:事業内容:横浜市港南区http://www.toyoliving.co.jp/全自動電子防湿保管庫、全自動低湿保管庫などの開発/製造/販売。東洋リビング株式会社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・に加温機能をプラスした「M-Tempシリーズ」は、半導体およびLED の脱湿に適しており、大幅な不良率の低減に貢献します。庫内温度を20~30 ℃に保つ「クール&スーパードライ」は、化学品/薬品/食品などの製造工程における低温低湿管理に適しています。庫内を数分で浄化できる強制対流フィルタ方式の「HEPAシリーズ」は、空気清浄度ISOクラス5を実現し、経済的な局所型ミニクリーンルームとして利用することができます。 これら『スーパードライ』は、標準品以外にも使用環境に応じた最適な製品を使用していただくため、特注機を製作し様々なユーザーニーズに対応しています(写真5)。 今年の4月から発売を開始した新型『スーパードライ』は低湿度性能が当社比で約2~3倍にアップし、長期保管により一層の威力を発揮するだけでなく、扉開閉後における庫内湿度0% RH への復帰スピードもアップし、工程での利用に最高の性能を発揮します。また、省エネ効果もさらにアップし、電気代もより低コスト化を実現しました。 新型『スーパードライ』のその他の特徴としては、①扉を開けずにワンタッチ操作が可能なデジタルパネルの搭載、② ICパッケージ管理基準IPC / JEDECJ-STD-033Cに準拠、③ 1MΩのアース線を標準装備、④静電気対策はESD-IEC61340-5-1に準拠、⑤部品は欧州RoHSに対応、などが挙げられます。 『スーパードライ』の 低湿度性能アップについて、 もう少し詳しくお聞かせ下さい牛田:今回、コアとなる電子ドライユニットに、現在特許出願中の革新的な改良を加えることで、ヒータから乾燥剤への熱伝達効率が大幅に向上し、乾燥剤を余すところなく加熱再生することに成功しました。これにより、最低湿度に達するまでの除湿スピードと低湿度維持の性能が大幅に向上しています。さらに、たった1 回の加熱再生で1% RH以下の低湿度を維持できる時間が当社比で約2~3倍にアップしています(スタンダードシリーズで約95 時間、ウルトラシリーズで約170時間)(図表1)。 また、『スーパードライ』は除湿能力に優れており、1 % RH 以下を維持している限り加熱再生を行わない当社独自のプログラム( 特許登録済)で運転するため、他社のように頻繁な加熱再生を行わなくても低湿度を維持でき、省エネにも貢献することができます。 さらに、電子ドライユニットを2台搭載した「ウルトラシリーズ」および「フィーダーシリーズ」は、電子ドライユニットが交互に加熱再生するプログラムにより、1 台のユニットが加熱再生中でも、もう1 台のユニットが除湿を維持するため、扉開閉後の急速除湿に威力を発揮します(図表2)。優れた低湿度保持力により、最も電力を消費する加熱再生のサイクルが長くなることで省エネ効果がアップし、環境にも優しい製品になっています。 今後の展開についてお聞かせ下さい牛田:『スーパードライ』と並び、もう1つの主力製品である『オート・ドライ』の家庭用への事業展開を検討しています。例えば、食品から発生するかびを防ぐために使用していただくことで、健康や長寿といった身近な問題にも貢献できると思います。当社の製品には、まだまだ未知の可能性を秘めた部分があるので、引き続きより良い製品開発に励んでいきたいと思っています。 また、『スーパードライ』についても、さらなる製品開発と技術改善を着実に積み重ねていくことにより他社との差別化を図ると共に、今後、急拡大する“人工知能”機器に不可欠な各種半導体をはじめ電子部品の品質保持の需要拡大へ対応したいと考えています。 今後も幅広い分野で当社の製品を利用していただいて、ユーザーの皆様の製品/部品の品質向上のお役に立てるよう、様々な提案を行っていきたいと思っています。本日はお忙しい中ありがとうございました。図表2 ウルトラシリーズと他社製品の扉開閉試験結果写真5 『スーパードライ』の特注品例図表1 ウルトラシリーズとスタンダードシリーズの性能比較表