ブックタイトルメカトロニクス9月号2015年

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概要

メカトロニクス9月号2015年

MECHATRONICS 2015.9 11約128gの軽量と2.0インチカラー液晶の視認性を両立した位置決め整定時間の短縮と省スペース化を実現するコンパクトハンディターミナルを発表ロボットドライバ2機種を発表 (株)デンソーウェーブは、約128g の軽さと2.0インチカラー液晶の視認性を両立すると共に、従来機種のアプリケーションを引き続き使用できる優れた互換性をもつ、コンパクトな新型ハンディターミナル『BHT-1500シリーズ』を発表した。 同製品は、約128g のコンパクトボディを実現し、長時間作業の負担を軽減するだけでなく、胸ポケットにも入れられる優れた携帯性を有している。2.0インチカラー液晶を搭載することで、優れた視認性を実現しあらかじめ製品写真を登録することにより、照合や棚卸といった作業を文字だけでなく写真を見ながら行うことができるため、現場でのミスを低減する。同社製『BHT-8000シリーズ』および『BHT-900シリーズ』向けに開発されたアプリケーションと優れた互換性をもち、画面レイアウトの変更 ヤマハ発動機(株)は、同社従来機種との互換性を保ちながら、単軸ロボットの位置決め整定時間が同社従来機種比約40%短縮され、さらにコンパクト設計によって制御盤内の設置幅が同社従来機種比約45%の省スペース化を実現する、ロボットドライバの新製品『RDV-X』『RDV-P』を発表した。『RDV-X』は、同社製サーボモータ単軸ロボット『FLIP-Xシリーズ』、『RDV-P』は同社製リニアモータ単軸ロボット『PHASERシリーズ』に対応し、それぞれ現行の『RDX』『RDP』の後継機種となる。いずれも、従来より広く使われているパルス列入力方式のロボットドライバ。 両製品は、応答周波数が同社従来機種に比べ約2倍に向上し、それにより単軸ロボットの位置決め整定時間が約40%短縮された。ドライバ本体の横幅が同社従来機種比で最大38%削減し、さらに放熱効率の改善により複数をせずに使用でき、すでに『BHT-8000シリーズ』および『BHT-900シリーズ』を利用しているユーザーは、新たなアプリケーションを開発することなく使用することができる。電源には、単4アルカリ乾電池のほか、繰り返し充電可能なパナソニック社製『eneloop』を使用でき、ユーザーの運用コストを削減できる。手にフィットするラウンドフォルム形状を採用し、どなたにも安心して使用できるデザインを実現。 製造現場や大規模な倉庫で行われるハンディターミナルを長時間使用しての照合や棚卸業務には、より作業者の負担が少ない軽量でコンパクトな機種が適している。しかし、コンパクトさを優先することで画面が小さくなり、見間違いなどのミスが発生するという問題が発生している。 同社では、2015 年8 月より販売を開始し、幅広い業界のドライバを??間なく設置できるようになった。これにより制御盤内の設置幅を約45%削減することが可能になった。同社従来機種と同様のパラメータ設定と取り付け穴を同ピッチにすることにより、ソフトウエア/ハードウエア面共に置き換えを容易にした。主な仕様は、制御軸数:1軸、入力電源:(制御電源)単相200 ~230V+10 %、-15 %、50 / 60Hz±5 %、(モータ電源)単相/三相200~230V+10 %、-15 %、50 / 60Hz±5 %、使用温度:0~55℃、保存温度:-10~70℃、位置検出方式:レゾルバ、制御方式:線間正弦波変調PWM方式、最高速度:5,000rpm(RDV-X)/ 3.0m/s(RDV-P)(ロボットドライバの制御上のパラメータ/演算範囲であり、ロボットの最高速度の能力ではない)、など。 同社では、2015年9月より発売し、国内外で1,500台(2 機種合算/発売から1 年間)の販売を計画している。2015.9のニーズに対応する。請求番号J5004請求番号J5003請求番号J0012