メカトロニクス3月号2013年

メカトロニクス3月号2013年 page 10/60

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概要:
10 MECHATRONICS 2013.3情報系市場をターゲットにした小型/軽量化やLCD画面の搭載などで使いやすさを追求した産業用コンピュータのバリューモデルを発売可燃性ガス探知器を発売 (株)東芝は、情報系市場(医療/....

10 MECHATRONICS 2013.3情報系市場をターゲットにした小型/軽量化やLCD画面の搭載などで使いやすさを追求した産業用コンピュータのバリューモデルを発売可燃性ガス探知器を発売 (株)東芝は、情報系市場(医療/介護、交通システム、多店舗向け流通システム、各種検査システムなど)をターゲットにした、産業用コンピュータのバリューモデル『FA1100 model 100』を発売した。 同製品は、インテル Core i3プロセッサ(3.3GHz)Dual Core を採用、ギガビットEthernet を2ch 標準搭載、USB2.0 6ch標準搭載、CPU /チップセット内蔵グラフィック機能搭載(マルチディスプレイ表示可能)している。本体サイズは、(W)115 ×(H)310 ×(D)365mm の省スペースを実現。24 時間連続稼働を前提として、高信頼/長寿命部品を採用し、ディレーティングを考慮したハードウエア設計を行っている。また、1ビットのメモリエラーを自動訂正可能な、高信頼ECC メモリも搭載している。販売開始後3年間の製品供給を行い、新コスモス電機(株)は、従来品と比較して大幅な小型/軽量化を実現し、画面表示やアラームランプなどの充実で、より使いやすくなった可燃性ガス探知器『XP-702 Ⅲ』を発売した。同製品は、同社従来品と比較して体積で約50 %、重量で約40 %を削減し、大幅に小型/軽量化を実現。ハンディタイプとして、さらに手で持ちやすくなり、漏洩探知などの作業がしやすくなった。また、新たに搭載したLCD 画面で電池残量やガス吸引ポンプの動作状態などを表示し、機器の状態がよりわかりやすくなっている。わずか10ppm という微量なガスの探知が可能で、漏洩個所を知らせるアラームランプを正面と底面の2個所に設けて視認性をアップさせた。さらに、保護等級IP22 相当なので、雨水などの浸入による故障を防ぐこ製造終了後7年間のメンテナンスに対応し、長期安定供給により、継続的な装置の組み込みや段階的なシステム増設も安心して行える。ハードディスク、冷却ファン、リチウム電池は、本体前面から容易に交換可能な、優れたメンテナンス性を実現。Windows 7 にも対応している。 今回、情報系市場(医療/介護、交通システム、多店舗向け流通システム、各種検査システム等)を中心としたユーザニーズに応えるべく、同社が永年培ってきた、高信頼性設計技術、24時間連続稼働設計、高メンテナンス性、長期供給、長期保守のコンセプトを取り入れながら、低価格を実現した新しいコンセプトの産業用コンピュータを開発した。 同社では、2012 年12 月より販売を開始しており、3年間(2015 年12 月まで)の製品供給と、販売終了後7とができる。シリーズとしては、1 台で2 種類の可燃性ガスを探知する『XP-702 Ⅲ -A』タイプ、1 種類の可燃性ガスを探知する『XP-702 Ⅲ -B』タイプ、可燃性ガスとフロンを探知する『XP-702 Ⅲ -F』タイプの3 タイプをラインアップしている。検知対象ガスは、都市ガス、LP ガスなどの可燃性ガス、代替フロン。各種作業現場では、ガス漏洩や爆発防止、酸欠事故や中毒事故防止のために携帯用ガス検知器が使われている。その中で、ガス配管にピンホールなどがないか、また配管の継ぎ目部分にガス漏洩の可能性がないかなどを確認するために、高感度にガス漏洩の探知が可能な可燃性ガス探知器が使用されている。同社は、1979 年に可燃性ガス探知器『XP-702』を開発して以来、全国のガス事業者をはじめ、様々な産業の現場で数多くの可年間(2022 年12 月まで)の保守対応を行う。販売目標台数は、10,000 台/年を予定している。燃性ガス探知器が使用されている。同社では、2012 年12月21 より販売を開始し、初年度10,000 台の販売を目標にしている。2013.3請求番号C5002請求番号C5001請求番号C0013