メカトロニクス10月号2012年

メカトロニクス10月号2012年 page 9/60

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概要:
MECHATRONICS 2012.10 91.6TBを実現し、読み出し速度も大幅に向上したCO 検知で火災を早期に発見するエンタープライズ向けSSDなどを製品化住宅用火災(煙式)・CO警報器を発売(株)東芝は、2.5型エンタープライズ向....

MECHATRONICS 2012.10 91.6TBを実現し、読み出し速度も大幅に向上したCO 検知で火災を早期に発見するエンタープライズ向けSSDなどを製品化住宅用火災(煙式)・CO警報器を発売(株)東芝は、2.5型エンタープライズ向けソリッドステートドライブ(以下、eSSD)として、1.6TB記憶容量の『PX02SMB160』など、3 シリーズ11 モデルを製品化し、サンプル出荷を開始する。新製品となる『PX02SM』シリーズは、同社として初めてeMLC(エンタープライズマルチレベルセル)のNAND型フラッシュメモリをeSSDに採用したほか、新規開発のコントローラと12Gb/s のSASインタフェース搭載などにより、同社従来製品と比較して約1.8倍の連続読み出し速度(シーケンシャルリード)を達成した。また、サーバに保管している各種データをより早く検索するために必要とされるランダムリード性能では、業界最高レベルの120kIOPS を実現するなど、同シリーズを高性能サーバおよび階層化された高性能ストレージシ新コスモス電機(株)は、火災とCO(一酸化炭素)を検知して、音声と流れるようなランプ点灯(スライド点灯)で警報する新しい住宅用火災(煙式)・CO警報器『SC-285E』を発売した。同製品は、火災とCO の2 つのセンサを搭載して火災を早期検知し、音声とランプで警報する。警報ランプが流れるように点灯(スライド点灯)することで、どの警報が発生しているか視覚的にも判断しやすくなり、より分かりやすくなった。警報音は、ピーク値87dB(A)/m(※鑑定基準に基づく同社測定による)、広音域で聞き取りやすくなっている。鳴動原因表示機能搭載により、過去10日間の警報履歴をランプ表示する。また、自動試験機能搭載により、電池切れや故障、交換期限切れなどを自動で判断する。外観は、丸型のデザインを採用し、壁/ステムに適用することで、更なる性能改善が可能になる。『PX02AM』シリーズでは、エントリーサーバやミドルレンジサーバに最適な100/200/400GB の記憶容量をラインアップしたほか、『PX03AN』シリーズでは、一般PC など向けのcMLC(クライアントマルチレベルセル)を採用し、エントリーサーバにおける読み出し専用やシステム立ち上げ用途に特化したシリーズで、55/ 120 / 240 / 480GB のモデルを展開している。同社は、大容量のデータを保管するデータセンターなどで、最もアクセス頻度の高いデータを保存するストレージとして展開しているeSSD において、今回、より読み出し速度の速いモデルをはじめ、エントリーサーバ向けに性能と価格のバランスのとれたモデルや読み出しに特化したモデルなど、ラインアップを拡充し、多様な天井のどちらに取り付けても違和感のないフラットなデザインになっている。検知対象は、火災による煙/CO(一酸化炭素)。消防法の改正に伴い、平成18年6月に既築住宅を含むすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられ、昨年(平成23 年)5 月末には設置の猶予期間も終了し、全国の住宅で火災警報器の設置が進んでいる。消防白書(平成23年度版)によると、建物火災における死者の約4割が、火災発生に伴うCO(一酸化炭素)中毒が原因で死亡していると報告されている。火災の中には、布団燻焼(くんしょう)火災など炎や煙が発生する前にCOが発生するものもあり、このようなことからCO 検知の重要性が高まっている。同社では、8月より販売を開始しており、初年度販売2ユーザーニーズに応えることで、シェア拡大を図っていく。2012 年10 月から順次サンプル出荷を開始する予定。万台を目標にしている。2012.10請求番号K5004請求番号K5003請求番号K0008