ブックタイトル実装技術1月号2021年特別編集版

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概要

実装技術1月号2021年特別編集版

16■「実装部品供給サービス」の実績と特徴 同社では、電子部品の分野において、特に厄介で敬遠されがちな実装部品の取り扱いで長い歴史と実績をもっており、過去40年にわたり、筐体実装部品から基板実装部品に至るまで自社工場をはじめ関係する協力工場向けに供給してきた。 日々、新たにデバイスが開発されているが、一方で、廃止の予告、そしてついには生産が中止にいたる部品などがあり、そのように変化する情報を整理するなど、対策には一体化が不可欠である。このような状況ではこれまでの旧来型の取り次ぎ販売ではカバーすることができず、さながら情報戦へと変化している。近年では製品のライフサイクルが短く、生産ロットの少量化と同時に単納期の傾向が強いことから、部品供給サービスにはスピードと機動力がいっそう求められる。 そこで同社では、特に廃止部品情報に注目。この情報を早期にキャッチし、代替品提案や今後の入手性の情報に加えて、その廃止品の流通在庫の情報を収集し緊急調達に備えている。これらの情報は調達システムに用意された標準フローで、ユーザーから特段の依頼がなくても提供できる標準の情報サービスとなっている。また、「廃止部品の調達業務」をユーザーにとっての重要な付加サービスと位置づけ、つねに複数の情報を比較し、納期と価格のベストミックスの情報を提供しており、これまでに、仕様変更が困難であるという理由から廃止部品を構成にもつ部品セットを数年間継続させたプロジェクトの実績も有している。 「必要な時、必要なだけ、もっとも有利な条件で」。生産計画が見えない物件は、使い切りが原則であり、余剰は出ない。● シーンに応じた調達方式 計画生産品(量産)は価格重視のメーカー系販売店から調達。少量(試作)緊急対応の場合は、機動力に優れた比較的中小規模店を活用した調達する。ネット通販に頼らない長期契約先との協調仕入れ方式による、同社独自のサービスである。         <請求番号 A7011>実装部品供給サービス(株)相信PR