ブックタイトル実装技術5月号2020年特別編集版

ページ
21/34

このページは 実装技術5月号2020年特別編集版 の電子ブックに掲載されている21ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

実装技術5月号2020年特別編集版

23香港での電子関連環境対応 ?香港のあかり、今とむかし 今のあかりは、環境対応??環境関連技術3 4明?のおかげで、年中不都合があるのに、だれも理解しようとしている様子はない。   街市(市場)での照明 食文化を支え地元の人たちが通う市場、街市が各所にある。 お店ではずっと電球型コンパクト蛍光灯に赤いランプ傘シェードの照明が使われてきた(写真3)。最近は、徐々に赤色の入ったLED電球に切り替わって鮮度良く売っている?? くだもの屋さんは、まだ昔風の電球型蛍光灯を駆使しているが、魚屋さんは半分程度がLED化されている(写真4)。大型の電球型LEDを赤いランプ傘に入れて工夫しているところもあり、技術的観点からは見ていても飽きない。豚肉専門店のほとんどでは、その赤色効果から投資効率が望める赤色LEDの入ったランプが使われている(写真5)。このLED照明は環境対応だけでなく、ビジネスチャンスを高揚する、2つの観点から、成功している事例である。   飲茶(ヤムチャ)の店の   天井LED照明 いつも行っていた近所の飲茶のチェーン店が、2009年ごろから韓国製LED照明に変えた。しかし、時々切れていたり、暗くなっていたので(写真6)、この約10 年間、その同じお店に行くたびに記録を取り、推定故障率を計算してみた。 面白い貴重なフィールド調査のひとつであると思っているが、信頼度694FIT(※)と1000FIT以下を何とか確保しているものの、少し頼りない感じである。不良症状から、LED部品単体自身の問題ではなく、電源回路などの不備と推測される。(※ FIT : 1時間あたり10?9件、故障すること) ちなみに、このお店は、2019年香港での民主化対応不都Grand Joint Technology Ltd写真4 街市 魚屋さんの照明写真6 2009年から採用されている飲茶のLED照明写真3 街市 くだもの屋さんの照明写真5 香港の街市 豚肉専門店