ブックタイトル実装技術4月号2020年特別編集版

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概要

実装技術4月号2020年特別編集版

37Neuromorphic device 技術)と量子コンピュータ(NISQ)の現状、電力処理性能100~1000 倍を目指したAIハードウエアの実装技術と設計の課題、さらに通常のはんだ付け温度よりも低温の条件下で狭ピッチの接続を可能とする実装技術について、最前線で開発研究に取り組んでいる、第一線講師に講演を依頼し、次世代のテクノロジー戦略創出のため、活発な議論を展開することを開催趣旨とした。3?? 第33回 長野実装フォーラム???? 若林信一フォーラム代表理事による開会挨拶のあと(写真1)、表1に示すテーマで4件の講演がなされた。写真2は講演者とフォーラム理事である。??1??????????の??????????????Re??e???? Pr????ress ???? Se????????????du??????r Pa????a??????????e????????????????es a??d Prerequ??s????e ????r ??e?? C??a????e????e?? NEP Tech. S&S 代表・長野実装フォーラム理事 西田秀行氏がIoT、More Than Moorに呼応したパッケージ形態と変遷、その現状について概説し、HeterogeneousComputingへの新しい実装技術の潮流、現状と課題を具体例を示しながら紹介した。 また最近話題になっている『チップレット』(半導体素子の機能が分割された小型のダイを統合することで大型ダイと等価の機能を実現する)の実装と課題も紹介された。??2??C??????u???????? Re????a??????ed????I????????ン????ータの??面から、??ン????ーテ??ン??の????を展????????              日本IBM(株)東京基礎研究所 サイエンス&テクノロジー山道新太郎氏が、冒頭、世界10大失敗ハイテク予言記事から、① IBM会長トーマス・ワトソンのコンピュータ需要台数見込み、②コンピュータ重量予測、③必要なメモリサイズなどの、4つの予言失敗事例を挙げ、いかにコンピュータ関連の予測か難しいかを強調した上で、IBMシステムの現況などを紹介した。実例として、市販薬データからAIを活用して新しい薬の提案事例などを紹介した(図1左下、図2) 後、量子コンピュータの現状と、量子がもつ不思議な性質(図3)などを含めて量子コンピュータの概要を説明した。  IBMの基礎研究所(IBM Research)は、コンピューティングの将来(The Future of Computing)を常に追求しており、これからAI 処理に特化した「neuron」や、量子コンピュータ「qubit」の研究開発がさらに加速され、まさに世界をリードする意気込みを感じることができた。??3????I??ード??????の??????????設??の???? 日本IBM(株)東京基礎研究所 サイエンス&テクノロジー森裕幸氏が、AIのマーケット、実際のAIデバイスの供給プレイヤ、ニューラルネットワークのプロセッサテクノロジーの適応性について講演した。実際にPCM(Phase-ChangeMemory)を適用し、人工ニューラルネットワークを実装したin-memoryコンピューティングによる手書き入力数字のAI判図3 ??????????????????????に??い??図2 ????に??る??????????法図1 ??????????????????????????の????イ????ト