ブックタイトル実装技術4月号2020年特別編集版

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概要

実装技術4月号2020年特別編集版

29 同製品は、刃のくい込み量/セミスト長/刃の回転数を5.7インチのカラータッチパネルで簡単に設定可能(日本語/英語/中国語に対応)。4枚刃ロータリースライド方式によるシャープな切り口を実現。スタンダード(φ8~35)/スモール(φ4 ~31)/ラージ(φ20~43)の3 種類のユニットをラインアップし、1 台で幅広いケーブルに対応が可能。被覆が薄いケーブルのストリップも可能。 グラフテック(株)は、電磁波遮蔽性能-30dB以上を実現する電磁波シールドBOX『Gメタルシールドキューブ』の展示を行っていた(写真5)。 同製品は、強化繊維に金属をスパイラルしたシールド材専用糸を使用。従来のめっき布(繊維+金属めっき)とは違い、金属同士が接触しているため高い導電性を発揮し、金属そのものなので耐久性にも優れる。メッシュ構造で通気性や透過性を装備。また、パイプフレーム構造で簡単組み立て/分解を実現。生地状のGメタルシールドクロスとパウチ状のGメタルシールドパウチをラインアップ。 日置電機(株)は、応答波形を数値化することでロータ組み付け状態の検査が可能なインパルス巻線試験器『ST4030A』の展示を行っていた(写真6)。 同製品は、良品、不良品の違いがわかりづらかった微妙な応答波形の変化を高精度に検出。200MHz の高速サンプリングで瞬間的な変化を精細に捉え、12bit の高分解能が波形の違いを細かく取得する。また、今まで判定困難な数ターンショートの違いも、応答波形の数値化により良否判定が可能。LC/RC値なら良品と不良品の分布が異なるため、判定基準が明確化できる。さらに、良品、不良品判定エリアを作成することで、ロータを組み付けた状態でインパルス試験が可能。 (株)生方製作所は、耐熱性や絶縁性に優れるガラスハーメチックシール技術により、高い気密性を実現する『ガラス端子』の展示を行っていた(写真7)。 同製品は、封着部分の経年劣化がなく、不活性ガスを封入したスイッチは長期保証が可能。絶縁強化のために、セラミックス等の絶縁材料を接着することもできる。ガラスハーメチックシール技術に使われているガラスは環境負荷物質を含まない。 森田テック(株)は、あらゆる産業分野でのEMCノイズ測定を実現する空間電磁界可視化システムソリューション『WM9500シリーズ』の展示を行っていた(写真8)。 同製品は、6軸3次元空間測定を実現し、空間の傾きを正確に捉え、センサ感度の減衰による測定誤差を最小化。近赤外線で座標を認識するため、現場の照度や対象物の色の影響などを受けない安定かつ信頼性の高い測定を実現。セットアップに要する時間は、約10 分で完了。 同展示会の次回開催は、2021年1月20日(水)~22日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催される予定。写真4 デジタルケーブルストリッパ『MKS200』写真6 インパルス巻線試験器『ST4030A』写真5 電磁波シールドBOX『Gメタルシールドキューブ』写真8 空間電磁界可視化システムソリューション『WM9500シリーズ』写真7『ガラス端子』