ブックタイトル実装技術12月号2019年特別編集版

ページ
23/34

このページは 実装技術12月号2019年特別編集版 の電子ブックに掲載されている23ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

実装技術12月号2019年特別編集版

29洗浄効果の立証はできていますか? ~清浄度評価の課題~半導体実装へと変化しているからである。はんだの性能向上を目的とし、ひと昔前では考えられなかった様々なチキソ剤・ワックスが開発され、熱サイクル耐性やはんだぬれ性改善のため、Sb・N・iBiなどのレアメタル金属も添加されている。そして、ソルダリング時の熱変性によって形態は変化し、有機物は酸化状態となり、金属塩が発生する。また金属塩・活性剤の一部はイオン化することとなる。このことから、ロジンを対象とし、単純に脂溶性が高い洗浄液をあてがうだけでは、十分な洗浄性を得ることは難しいのである。 日本において、フラックス洗浄は有機溶剤を主体とした洗浄であり、環境配慮や法令順守の観点から水系洗浄液も使用されているが、多くは脂溶性を意識した「溶解洗浄」である。有機溶剤を主体とした水との混合型洗浄液は、水を添加することでイオンのような水溶性物質を取り込めたり、引火点を実質的になくすことが可能となる。しかし、濃度バランスの維持には高度な技術が必要であり、場合によっては引火性を有するなど、安全面においても懸念が生じてしまう。 溶解型洗浄液の特性を考えた場合、相溶性がない物質に対しては、原則洗浄効果が得られないため、いかにして複合物質となっている残渣に対して、洗浄性を確保していくかを考えなくてはならない。効果的な洗浄性を得るためには、使用しているはんだペーストの特性を見極めたうえで、適切な洗浄液を選定する必要性がある。   洗浄課題事例ゼストロンジャパン(株)図3 ??スタンド????の????図2 ??????ップの????図4