ブックタイトル実装技術7月号2016年特別編集版

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概要

実装技術7月号2016年特別編集版

6■真空リフロー炉『SVR-625GTC』 250mmまでの各種基板サイズに対応したインライン搬送型真空リフロー装置(図1)。 加熱ゾーンではんだが溶けた直後の最適な溶融状態時に、温度調節可能な真球ゾーンで4 段階の減圧パターンを用いて最大1000paまでの真空度と真空時間を制御し、飛散抑制とボイド発生率1%以下を可能にした製品(図2)。 また、昇降式真空チャンバが常に減圧状態を再現し、ボイドと飛散のばらつきを制御、はんだ付けを熟知しているはんだメーカーである同社によるリフロー炉となっている。           <請求番号 G7001>真空リフロー炉、他千住金属工業(株)PR■汎用リフロー炉『SNR-GTシリーズ』 遠心力を利用した、最新の紛体捕集技術『ウォーターサイクロン』の開発で、フラックスヒュームの回収率を3倍以上に飛躍させたリフロー炉SNR-GTシリーズで、3か月間のメンテナンスを不要としている(図3)。 ウォーターサイクロン方式(図4)は遠心力を利用した紛体の捕集技術で、紛体(フラックスヒューム)と水(スプレー)をサイクロン接線入口から流入させると、水はサイクロン内壁面に水膜を作り、これに紛体が衝突して捕集されるもの。水処理と回収は、オゾンによるフラックス成分の分解と活性炭による吸着で低エネルギーでクリーンな技術を採用、N2ガスと水は循環式で再利用、環境にも配慮した装置となっている。           <請求番号 G7002>図3図1 図2図4●インライン型 真空リフロー炉 SVR-625GTC●フラックス回収作業を大幅に削減●ウォーターサイクロン方式とは●ソルダーペーストNRB60のボイドフリー化