ブックタイトル実装技術5月号2016年特別編集版

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概要

実装技術5月号2016年特別編集版

14小規模木質バイオマス発電実証事業を実施大容量太陽光発電システム用パワーコンディショナの事業拡大に向け、世界で80億円を投資光半導体素子の生産能力増強のために静岡県・新貝工場で新1棟の建設に着工「産総研-NEC 人工知能連携研究室」を設立共創型イノベーションの実践を目的に、研究拠点構内に共創の場を新設風力発電により製造したCO2フリー水素を燃料電池フォークリフトへ供給する実証を開始 北海道電力(株)と北電総合設計(株)は、本年度から北海道・倶知安町で水素を活用した新たな技術の開発を目指す「小規模木質バイオマス発電実証事業」に取り組む。本事業では木質バイオマスをガス化及び改質することで水素を生成し、燃料電池で発電する高効率発電システムの構築を目指す他、燃料電池から発生する排熱を全量回収・活用し全体のエネルギー効率向上を目指す。浜松ホトニクス(株)は、光半導体素子の売上拡大に伴う後工程(組み立て・検査)の生産能力増強を目的として、静岡県の新貝工場に新1棟を建設する。新棟建設の地鎮祭は4月5日に執り行い、2017年2月に竣工する予定となっている。 日本電気(株)と産総研は、産総研人工知能研究センター内に「産総研‐NEC 人工知能連携研究室」を設立する。同研究室は、相互連携による相乗効果で人工知能(AI)に関わる研究開発を加速するためのもの。シミュレーションとAIが融合した技術を基本原理から産業応用まで一貫して開発することで、「未知の状況での意思決定」という新分野を確立し、研究の加速と産業への貢献に向け共同で取り組む。 パナソニック(株)、持続的成長に向けた共創型イノベーションの実践を目的に、西門真拠点構内に共創の場「Wonder LAB Osaka」を新設する。同施設は「社外パートナーも含めた多様な人々と一緒に、新たな価値を創造するプレイフルな共創空間」をコンセプトに、「組織を超えたオープンなイベントができる交流の場」「最新技術やプロトタイプも導入評価できる実証の場」などの特徴のもと、運用される。 神奈川県、横浜市、川崎市、岩谷産業(株)、(株)東芝、トヨタ自動車(株)は、京浜臨海部での再生可能エネルギーを活用した低炭素な水素サプライチェーンモデルの構築を図る実証プロジェクトとして横浜市風力発電所敷地内に、風力発電を利用し水を電気分解してCO2フリーの水素を製造し、貯蔵・圧縮するシステムを整備する他、製造した水素を簡易水素充填車により輸送し、横浜市内の工場などに導入する燃料電池フォークリフトで使用するなどのサプライチェーンの構築を目指す。北海道電力/北電総合設計東芝三菱電機産業システム浜松ホトニクス日本電気/産総研パナソニック 神奈川県/横浜市/川崎市、他 東芝三菱電機産業システム(株)は、大容量太陽光発電システム用パワーコンディショナのグローバル事業を加速するために、傘下の海外子会社に対し、本年3月から9月にかけて、80億円規模の資本投入を行う。資本増強を行う対象子会社は、インド、米国、中国、東南アジア、欧州とほぼ全世界にまたがるものとなる。