ブックタイトル実装技術11月号2013年特別編集版

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概要

実装技術11月号2013年特別編集版

45『NS マレーシアR&D センター』を設立シンガポールに電子材料/南アジアR&Dセンターを設置高出力半導体レーザ励起高繰り返し全固体大出カレーザの応用研究に向けてレーザ照射棟の建設に着工リードタイム半減と生産能力増強を目的としたロジ製造棟を竣工山梨県内に新事業所を設立中国2都市に工作機械販売拠点を新設 (株)日本スペリア社は、同社製品への需要と顧客が拡大している東南アジア地域において、迅速な技術サポートや新市場に向けた製品開発、生産技術と品質の向上に取り組むために、同社のマレーシア現地法人の工場内に『NS マレーシアR&D センター』を設立した。センターには走査型電子顕微鏡(SEM)、高周波誘導結合プラズマ発光分析装置(ICP)などの最新機器が設置されており、現在、同社が進めている、マレーシアペルリス大学との鉛フリーはんだに関する共同研究の研究拠点としての機能も有している。 パナソニック(株)オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、パワーデバイス用封止材事業における海外での開発活動強化を目的に、パナソニック デバイスマテリアル シンガポール(株)傘下に『電子材料・南アジアR&Dセンター』を新設した。同センターでは、パワーモジュールやパワーディスクリート半導体、パワーIC用封止材商品を中心に、シンガポールにて、東南アジアエリアにおける現地密着型での商品開発機能と技術サービスを拡充し、さらなる増販を目指す。 浜松ホトニクス(株)は、同社産業開発研究所に、100ジュール級超高出力半導体レーザ励起高繰り返し全固体大出カレーザの応用研究に向け、レーザ照射棟の建設に着工する。新しい照射室は現在より4倍広く、容積比は約5倍。100ジュール級の本レーザを用い、高繰り返しレーザ核融合発電に向けた基礎研究やレーザによる電子加速とプラズマ工学の基礎研究、レーザによる超高圧発生と新材料創生に関する基礎研究、レーザによる高繰り返し量子ビーム発生の基礎研究と医療への応用研究などを行う。 (株)日立ハイテクノロジーズは、主要生産拠点である茨城県・那珂地区に、リードタイム半減と生産能力増強を目的としたロジ製造棟を竣工した。同棟では、5階層にわたるロジスティックシステムの採用により、スピーディーで効率的な階層間搬送が可能。また同地区で生産する全製品の部品の荷受検査、部品倉庫、及び医用分析装置の組立職場で構成されている。この竣工により、これまで困難だった同一建屋内での一貫生産を推し進める他、動線の最短化により大幅な生産能力の向上を図る。 ケル(株)は、山梨県に新たな事業所を建設し、同所に生産部門を移転して業務を開始した。新事業所は同社の最大の製品供給基地となる。この設立によって同社では、さらなる作業性の向上、生産の効率化、高機能/高品質製品の安定供給、迅速な納期対応、リードタイムの短縮、厳格な品質管理の強化の実現に向けて取り組むとともに、少量多品種のフレキシブルな生産対応、汎用生産ライン(ロボット化)の構築を視野に、先端のクリーンファクトリーを目指すとしている。 シチズンマシナリーミヤノ(株)は、中国での工作機械の販売拡大を目的に、連結子会社である西鉄城(中国)精密机械有限公司の販売拠点を、自動車や医療機器産業がさかんでこの分野の金属加工業者の多いエリアである大連市、寧波市に新設する。これによって営業・サービスが現地に駐在することになり、ユーザーの声をダイレクトに受け取れる体制が確立。高生産性の各種オプション提案やニーズを反映した地域専用モデルの拡充などソリューション型営業を推進し、販売拡大を目指す。日本スペリア社パナソニック浜松ホトニクス日立ハイテクノロジーズケル シチズンマシナリーミヤノ