ブックタイトル実装技術7月号2013年特別編集版

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概要

実装技術7月号2013年特別編集版

16ことがある。HyperLynx では、ウィザードによってシミュレーションに必要なすべての事前設定が可能だ。終端抵抗、イコライザ、セグメントの長さなど、各種パラメータ値を一定範囲で自動的に振るように設定することで、バッチシミュレーションを実行できる。プリシミュレーションで見つかったパラメータの範囲(図4)は、そのままレイアウトツールと連動している制約条件管理システムにアップロードしておく。 レイアウトツールでは、制約条件管理システムに設定された値は常にチェックされ、オンラインDRCとしてエラーを出力し、マニュアル配線を行っている場合には、配線長やトレース間の配線長の関係をリアルタイムかつグラフィカルに確認可能である(図5)。 制約が設定されている場合、オートチューニングを利用することにより、基板全体にわたってバッチで配線長のコントロールが行える。チューニングに利用できるGHz時代に対応する最先端プリント基板設計とシミュレーション技術設計・シミュレーションメンター・グラフィックス・ジャパン(株)4エリアによって各種のパターンを利用する(図6)。 図7 は、オートチューニングを行う前後の配線の様子である。波の数が自動で調整され、トレース間の配線長はきわめて短時間のうちに一致する。 実際の設計では、つねに予定した通りに配線が引けるわけではないので、ポストシミュレーションによって正しく動作するかの確認を行うが、プリシミュレーションで設定した制約条件に従ってレイアウトを行っているため、ポストシミュレーションの結果による手戻りは最小限に抑えられる。   早めのEMC対策 EMI 対策もこの時点で実施する。完全なモデルが準備できれば、シミュレーションでどれだけの放射が起きるかを予測できるが、計算時間やモデルの準備を図4 バッチシミュレーションによる動作範囲確認(網掛け部分は、動作条件を満たしていない)図5 手配線時に活躍するリアルタイム配線長モニタ図6 チューニングパターン選択画面