ブックタイトル実装技術7月号2013年特別編集版

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概要

実装技術7月号2013年特別編集版

9■デザインルール・チェック 『HyperLynx DRC』 パワフルで完全にカスタマイズ可能な、プリント基板(PCB)設計向けの高速デザインルール・チェック(DRC)ツール。 同製品を使用することで、電磁干渉(EMI)/電磁両立性(EMC)関連のルールのような、簡単にはシミュレーションしづらい複雑なデザインルールを検証できる。また、スプリットを通過するトレース、参照プレーンの変更、シールドとビアのチェックを含む22種類のDRC項目が標準搭載されており、EMI/EMC、シグナル・インテグリティ(SI)、パワー・インテグリティ(PI)関連の問題を引き起こしそうな個所を、基板上で、すばやく簡単に特定する。 データベース上のオブジェクトには、AOM(自動化オブジェクトモデル)経由でアクセスでき、オブジェクトの幾何学形状を高度に操作することも可能。設計データベースへの独自アクセスを通じて、さまざまな種類のDRCを定義できる。また、VBScript とJavaScriptのサポート、AOMとDRCのコーディング規格、内蔵のスクリプト・デバッグ環境を活用して、カスタムDRCをすばやく記述できるほか、カスタマイズされたDRCを作成者以外が実行することもプリント基板設計向けデザインルール・チェック(DRC)メンター・グラフィックス・ジャパン(株)PR可能となっている。包括的なカスタムDRC 作成環境にはジオメトリを可視化するスクリプト・デバッガが内蔵されており、カスタムDRCの記述中であっても、スタックアップ・レイヤ、プレーン、配線、ビア、ピンなどのあらゆるレイアウト要素にアクセスできる。さらに、AOMライブラリには充実したドキュメントが付属しており、これらのレイアウト要素に加えて、あらゆるカスタムDRC を構成できるブロックが含まれている。また、IBISなどの電気特性モデルも利用可能であるなど、カスタムDRCの使用によってAND、OR、XOR といった論理動作を設計ジオメトリ上で実行できる。 主な特徴は、①基板からEMI/EMC/SI/PI関連の問題を検出するDRC、②問題の位置を正確にハイライト表示、③包括的な結果表示とレポート提供、④広範なカスタマイズと専用ルールの作成が可能、⑤標準搭載ルールとカスタムルールにより、PCB上でEMI/EMC/SI/PIの問題の可能性がある個所をスキャンしてフラグを付けることが可能、⑥電気的なチェック項目のすべての側面に対して、複雑なルールを実装できるパワフルなDRC、⑦直観的なGUIから、ユーザーによる並び替えが可能なスプレッドシート形式で結果を表示、⑧導入しやすい価格のツールとトレーニング、など。       <請求番号 G7004>図1図2