実装技術4月号2013年特別編集版

実装技術4月号2013年特別編集版 page 22/50

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28EMSの構築・運用による大幅な廃棄物の削減とその成果製品製造現場の改善(株)山形メイコー6場への技術水平展開としては、約2 年間という短期間での改善に成功。2009年度の効果金額(外部処理費?内部処理費)は2億....

28EMSの構築・運用による大幅な廃棄物の削減とその成果製品製造現場の改善(株)山形メイコー6場への技術水平展開としては、約2 年間という短期間での改善に成功。2009年度の効果金額(外部処理費?内部処理費)は2億9千万円となった(表5、表6)。 また、宮城工場での今回の改善設備投資額も7,700 万円で、償却期間が3.2 ヶ月と短期間で顕著な環境改善を実現している。 改善項目としては、山形工場と同様に、廃アルカリ内部処理、排水処理の過程で発生する汚泥の有価物化、濃厚酸廃液内部処理、過マンガン酸廃液処理などである。 ただ残念ながら、2011年3月11日に発生した東日本大震災に伴って起きた津波によって宮城工場は壊滅状態となり、約2 年間にわたって閉鎖となってしまった。現在では同工場を整備して新たな設備を導入しており、2013年4月から再稼動させる予定である。2.中国広州工場・武漢工場・ベトナム工場への水平展開(1)RO水 前述したように、2004 年に山形工場を皮切りに地下水をRO水に精製する装置を導入したが、その後、メイコーグループの中国・広州工場、武漢工場、さらにベトナム工場についても水平展開として導入を図った。同所においても、地下水や工業用水を、逆浸透膜を使用して不純物をろ過して純水に近いRO水にし、これを活用することで水資源の節約と製品の品質の向上を実現させた。(2)コンプレッサ省エネ制御システムの導入 こちらも先に述べたように、2007 年に山形工場にコンプレッサ省エネシステムを導入し、全電力の20%を占めるコンプレッサの電力削減を図った(図5)。これは同時にCO2削減への挑戦でもあった。その結果、消費電力の削減量は1,091千kWhとなり、CO2 削減量としては、468t-CO2 となり、電力削減額は1,488 万円の効果となった。 これを受けて、2009 年には、山形工場の約5 倍の電気量を使用している広州工場や武漢工場にも同システムを水平展開して導入し、電力削減を図った。   メイコーのステークホル   ダーから得られる評価と   褒章 メイコーのCSR活動に関連して情報発信した学術論文は、巻末の引用文献に記載しているが、さらに顧客、学会、官公庁、取引関係者などからの依頼によって、山形工場における環境改善事例を紹介することを中心に、多くの講演を実施している。表6 宮城工場の原単位での削減推移表5 宮城工場の年度別・種目別効果金額の推移