実装技術11月号2012年特別編集版

実装技術11月号2012年特別編集版 page 32/52

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36■はじめに 企業において『技術者』には様々な資質が要求される。学生から社会人となって新入社員となると、学校では教わらなかった内容が必要となってくる。つまり、学校の授業で習わなかったことが要求される場....

36■はじめに 企業において『技術者』には様々な資質が要求される。学生から社会人となって新入社員となると、学校では教わらなかった内容が必要となってくる。つまり、学校の授業で習わなかったことが要求される場合が出てくるのである。 新入社員は、分からなければ、最初の1年が何でも先輩に聞ける、つまり許される期間となる。この最初の1年間で、学んだことのない事例に遭遇すれば、とにかく理解するまで確認し、理解することが重要である。知らないまま過ごすことは後々、後悔することになってしまう。また1年経過すると後輩が入社してきて、新入社員も1年後は先輩となるため、聞かれれば教える立場となる。知らないままにしておくと1 年後には教える立場となり、困ってしまうのである。 特に企業では、企業特有の略語もあり、時としてとまどうことになる場合もあるかと思う。企業からは社会人というよりか企業人としての資質を問われるため新入社員はとまどうことがあるだろう。 新入社員にとって最初の1年は大変、重要な時期となる。ところが意外なことに新入社員は技術者にとって必要な最小限度の基本についての学習がなされていないことが散見されるので、ここに、最小限度の基本について紹介したいと思う。 『初心技術者へのお役立ち情報』を紹介するにあたって、技術者に必要とされるもっとも基本的な『技法』について、表1 に示すように、今後、10 分野にわたって誌面の許す限り、不定期にて紹介していきたいと思う。 以前私は某学校において、これから社会人になる卒業間近の学生に対し授業をもっていた。これが大変好評であったことから、卒業する学生に対して『技術者へのパスポート』として取りまとめた資料を期末の3 月に参考として提供し、学生への餞としたものである。本内容はその合間に余談として紹介したものを元としており、このたび、学生に提供した文書を見直し、加筆修正して実装技術者の初心者向けに改めてここに紹介するものである。 表1に示したように、この連載では、初心技術者に有用な発表技法から技術者の心構えや、企業のトップなどによる参考となる格言を含めて紹介したいと思う。この情報は、企業で活躍していく技術者の『パスポート』と思っていただければと思っている。筆者が講義の合間に余談話をした理由は、私が学生の頃に、やはり企業から派遣された講師の方の余談話が大変参考になり、かつ、一番、印象に残ったという経験があったからである。専門知識を教えるだけではなく、企業の中で起きている内容を知らしめることは、学生が新鮮さを感じるであろうし、新たな学習意欲となるのではないかと思ったからである。 なお実は、10分野について学生の授業の合間に紹介していた際は、まず最初に技術者の心構えから紹介し、発表技NPO 法人 日本環境技術推進機構 横浜支部青木 正光実装技術初心者のための『パスポート』~知のインプット/アウトプットのこつ~ 第1回表1 紹介する各種の技法