実装技術9月号2012年特別編集版

実装技術9月号2012年特別編集版 page 36/44

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38いている(写真3 ?5)。 同展示会の最大の特徴は、本年度から場所を『ShanghaiWorld Expo Exhibition & Convention Center』に移したところである(写真6)。上海世博展覧館の跡地という話題性ある開催地になっ....

38いている(写真3 ?5)。 同展示会の最大の特徴は、本年度から場所を『ShanghaiWorld Expo Exhibition & Convention Center』に移したところである(写真6)。上海世博展覧館の跡地という話題性ある開催地になったことで、賑わいがあったことは間違いない。ただ、はじめて新会場で行われたこともあり、主催者側も、細かな面において、従来ほどにはきめ細かに対応が行き届いてないという印象は受けた。しかし、今後継続していくことで解消されるものと判断している。 同展示会の主催は、アジア・ASEAN 圏での開催実績も多くあり、多国間戦略で訴求効果を狙う場合には情報を多く得られる、という特徴がある。当社でも、昨年度にアジア・ASEAN を一回りしたので大変お世話になった。中小企業が自社製品の訴求を本格的に行う場合には、最適なエリアを選定しなければならない。これを短期間、単独で行うつもりなら同展示会はおすすめである。先にあげた『Productrinica CHINA2012』と同様に、活気のある展示会である。 こちらの展示会でも、手はんだ付け作業の自動化を訴求テーマとしている企業が多く出展していた。当社でも同様に出展者側にもコンタクトを取り、その後のお付き合いをはじめている。同時に、来場者ではエージェントやメーカー、実際の作業を行っている工場責任者からも相談案件を多くいただいたので、今後、企業訪問や工場訪問をしながら課題を見いだし、活路を見定めていきたいと考えている。3.大連国際工業博覧会 5 月16 日から18 日までの3 日間は、『2012 中国大連輸出入商品交易会&大連国際工業博覧会』が、遼寧省大連市の大連世界博覧広場で行われ、当社も単独で出展してきた(写真7、8)。同展示会は、昨年、行政主催ブースに間借りする形で出展したが、今年は事実上の本格的な市場参入するために単独での出展を行った。 中国では過去の市場調査から、上海を中心とした華東エリアが産業技術レベルが高く、はんだこて先や改善に対する要望も高いことを確認している。そして華南エリアは、産業技術レベルは華東エリアより若干劣るものの、市場の活気や課題への取り組み姿勢では華東エリアよりも高く、その勢いが産業技術レベルも底上げしてきていると感じているところである。 東南アジア(本来は一括りにできないほど格差があるが)写真7 2012中国大連輸出入商品交易会写真8 当社ブース&大連国際工業博覧会写真5 当社の展示品写真6 NepconChina2012開催当日のShanghai World Expo Exhibition &Convention Center写真3、写真4 NepconChina2012の当社ブース