実装技術2月号2012年試読

実装技術2月号2012年試読 page 16/26

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32第18回長野実装フォーラム~フィンランドNEXTとの共同フォーラム~1. 緊急討論 『パラダイムシフト(ParadigmShift)を迫られる日本のエレクトロニクスが選択すべき道とは・・』“ GreenInnovation & Energy Savi....

32第18回長野実装フォーラム~フィンランドNEXTとの共同フォーラム~1. 緊急討論 『パラダイムシフト(ParadigmShift)を迫られる日本のエレクトロニクスが選択すべき道とは・・』“ GreenInnovation & Energy SavingStrategy from Finland and Asia” 「選ぶべきものと国の復興を支える技術と実装戦略とは?」をテーマに据えた『第18 回長野実装フォーラム』が、1 日目となる2011 年10 月26日(水)に軽井沢・大賀ホールで、2日目の翌27日(木)には信州大学工学部において、フィンランドNEXT(New Exploratory TechnologiesConference,http://next.utu.fi/2011/)と共同で開催された(※)。 今回のフォーラムは、自然を愛し自然と共に生きる長野で、日本・アジアそして世界の将来のために、EMS 最大手の世界戦略、電子産業全体の現状認識、グリーン対応技術の現況を知り、特に電子機器の実装技術について今からなすべきことを深く考え直すことを目的とした。また今回は、長野の地と同じように、山、森、木そして自然と共存しながら、グリーン対応を提言しつつ持続的に成長を続けているフィンランドの先生や学生の方とも、その経験と技術を共有化することができた。※■主催長野県工科短期大学校教育研究振興会、長野実装フォーラム、長野県工科短期大学校、フィンランドNEXT、財団法人 長野県テクノ財団 浅間テクノポリス地域センター※■共催信州大学工学部TECC、信州大学イノベーション研究・支援センター2. 1日目 新しい日本の復興の確かなるシナリオと道しるべ 10 月26日の同フォーラムは、『新しい日本の復興の確かなるシナリオと道しるべ』をサブテーマに開催された。秋が深まる中で、音響と照明効果のとても素晴らしい、亡き大賀典雄氏が作られた軽井沢大賀ホールにおいて、世界の動きと日本企業が取るべき方策について、講師の方々より情報提供とご提言をいただき,参加者全員で議論を行う中でその方向を見定めることができた。 まず、①ファインテック( 株) 代表取締役社長 中川威雄氏から台湾・中国のメガEMSであるフォックスコンの戦略と日本企業がどのようにこれからかかわるか、② ( 株)インテック・ジャパン 客員コンサルタント 長井一俊氏とNPO法人 日本環境技術推進機構 理事 青木正光氏からフィンランドの文化と欧州の考え方を教わり、日本のもっているグリーン対応の知恵を生かしていく方法、③ ( 株)日本センティア 代表取締役香山雅之氏と(有)エー・アイ・ティ 代表取締役 加藤凡典氏から、まさに日本の力『知恵・経験・現場力』の融合である、無駄のない3D / Module 時代のスマート実装、最後に、④(株)産業タイムズ社 代表取締役社長 泉谷渉氏から震災後の日本の電子産業の現状と課題大西 哲也大賀ホール内部の照明と軽井沢大賀ホール石井幹子氏の講演