2022年5月12日

バンドー化学株式会社

2050年カーボンニュートラル実現を目指した目標を設定

―2030年までにCO2排出量を38%削減(2013年度比)―

バンドー化学株式会社(本社:兵庫県神戸市)は、2050年までにバンドーグループのCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル実現に向けて、2030年までに燃料使用および電力に由来するCO2排出量を2013年度比38%削減する目標(当社単体)を設定しました。

気候変動対応は全世界的な課題として認識されており、カーボンニュートラルへの取り組みが国内外で加速しています。当社においてもCO2排出の削減に向けて、これまで事業拠点における燃料転換やLED照明、高効率ボイラーの導入など高効率設備への更新に取り組んでいるほか、物流においても、モーダルシフトや共同配送、ミルクラン等を取り入れています。加えて、ESCO事業や二国間クレジットなど新たな手法も積極的に導入してまいりました。これら一連の取り組みにより、2020年度のCO2排出量(スコープ1、2)は41,791t(1990年度比30%削減)となり、「CO2排出量を2020年度までに1990年度(59,802t)比20%削減する」という「2020年度目標」を達成しています。

2020年度には、2019年に策定した「CO2排出量を2030年度までに2013年度(54,703t)比18%削減する」という「2030年度目標」の達成に向けたロードマップを策定しましたが、「2050年カーボンニュートラル宣言」に基づく、より高い目標水準が日本政府から公表されたことを踏まえ、より高い目標を設定しました。

今後も、省エネ設備等の導入等を計画的に進めるとともに、エネルギー転換や工程改善による効率的なものづくりを進めるなど、目標達成に向けた取り組みを加速してまいります。

以上