ブックタイトルメカトロニクス12月号2019年

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概要

メカトロニクス12月号2019年

 自動認識技術、ソリューションの専門展示会『第21 回自動認識総合展』が、9月11日(水)?13日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。 3日間の総来場者数は、同展示会のみで18,416名を集めた。■ RFID の特性を 正確にすばやくグラフ化 アルテック( 株)では、Voyantic 社製の、UHF/HF 帯 RFID パフォーマンス( 特性)測定システム『Tagformance Pro』を紹介。同製品は暗室に入れて使用するもので、UHF/HF 帯 RFID の特性を正確にすばやくグラフ化(周波数特性、バックスキャッタ、指向性、リードレンジ)。UHF:600?1300MHz、HF:10?30MHzと、幅広い周波数帯域での測定が行える。この他、最大40000UPHで高速かつ正確にチップを実装して引例を生産するMuhlbauer 社製のRFIDインレイ製造装置『DDA40000』、非接触スマートカード、リーダ、NFCデバイスの特性評価用ツール、ICカードおよびR/W 端末のシミュレータであるMicropross社製の接触/非接触ICカード& 端末試験装置を紹介していた。 センサと応用技術・機器、システム、ネットワークなどを展示する『センサエキスポジャパン 2019』が、9 月11日(水)?13日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて開催された。 同展示会は、『測定計測展2019』『第21 回 自動認識総合展』『TEST2019(第15 回 総合試験機器展)』『地盤技術フォーラム2019』と同時開催され、3日間の総来場者数は、同展示会だけで7,416名に上った。■「当てる、落とす、押す、打つ」、 その荷重値を数値化する薄型センサ 藤倉コンポジット(株)のブースでは、開発品として、「当てる、落とす、押す、打つ」、その「荷重値」を数値化する薄型センサ『LD-KIL1-AT-018』(100kg対応)を紹介していた。 同センサは、薄くて設置が簡単(素子のみ:0.3mm、当て板込み:1.3mm)であるのが特徴で、高荷重領域測定■入出庫/棚卸をRFIDによって管理 オカベマーキングシステム(株)では、アパレル企業向けのRFID 入出庫/棚卸システムを紹介していた。  同システムは倉庫内の入荷/出荷検品と棚卸、店舗の棚卸を自動化するもので、物流倉庫の日々の入出庫業務を最大で1/4に省力化。棚卸もRFIDリーダをかざすだけなので、倉庫の棚卸も最大で1/6に削減し、店舗では開店中に検品もできる。また、RFIDプリンタが物流倉庫にあることで、ICタグを外注だけの場合と比較して出荷まで3日短縮できる。■画像認識が実現する キヤノンITソリューションズ(株)では、ブース内において「製造現場から物流までを画像認識で自動化」と題して工場での製品の流れを再現し、各所に応じた製品を紹介。強力、かつ多才でカスタム可能なコンパクトスマートカメラ『MatroxIrisGTR』、効率的なオブジェクトが可能。そのため、ランニングシューズへの貼付や、エアバッグの作動試験など幅広い用途が期待される。ブースでは荷重値の変化のデモンストレーションを行っていた。■高い技術力を背景とした 生産受託サービス フェイス(株)では、同社の「耐環境センサユニット生産受託サービス」を紹介していた。 同サービスは様々なセンサのニーズに応えるもので、設計から基板実装、微細組み立て配線、電気検査、ポッティングまでを受ける。基板実装から樹脂ポッティングまでの全工程を同社内で対応する他、基板、ケースはグループ会社にて製作可能で、小ロット生産にも対応する。同社では特に基板に絶縁、防湿対策が必要な場合のコーティング、ポッティングについて、特殊加工を施す高い技術力を有し、コーティングについては局所排気設備付きの専用作業室にて、ポッティング、モールド作業について計測が可能な、3D光切断方式のスマートプロファイルセンサ『Baumer PosCon』、簡単かつ直観的に画像処理システムを構築可能なビジョンセンサ『BaumerVeriSens』、SCADA『Wonderware InTouch』などにより、製造物を測定、認識するデモを行っていた。■きわめてすぐれた読み取り性能を実現 (株)イメージャーでは、エリアイメージングスキャナ『Xenon1950/ 1952シリーズ』を紹介していた。 同製品は、同社の従来品と比べ、読み取り深度最大2.27 倍、総画素数1.9 倍、最小分解能1.53倍、読み取り幅を1.15 倍を実現。汚れやかすれなど難読コードも瞬時に読み取るデコード力と、手ぶれやラフな操作でも読み取モーショントレーランス、一括読み取り機能を備えている。 同展示会の次回開催は、2021年2月17日(水)?19日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて予定されている。は真空脱泡機を用いて、それぞれ精度の高い加工を実現している。■最新IoT 無線で 高精度な振動計測を実現 UNISONet(ソナス(株))では、「広範囲、抜けない、ずれない」最新IoT無線によって高精度な振動計測を実現し、かつ無線のチューニングが可能な無線振動計測システム『sonas xシリーズ』を紹介していた。 省電力性に優れる同システムは、高精度な3軸加速度センサを搭載。年単位での連続計測/記録が可能で、その他に、μ秒単位でのセンサ間時刻同期、ロスレスデータ収集などの特徴を有する。 同展示会の次回開催は、2021年2月17日(水)?19日(金)の3日間、東京ビッグサイトにおいて予定されている。2019 年9月11 日(水)?13 日(金)東京ビッグサイト(一社)日本自動認識システム協会2019 年9月11日(水)?13日(金)東京ビッグサイトフジサンケイ ビジネスアイ(日本工業新聞社)■ 会 期■ 会 場■ 主 催■ 会 期■ 会 場■ 主 催第21回 自動認識総合展センサエキスポジャパン 2019MECHATRONICS 2019.12 49薄型センサ『LD-KIL1-AT-018』のデモフェイス(株)の展示無線振動計測システムに関する展示アルテック(株)のブースエリアイメージングスキャナ『Xenon1950/ 1952シリーズ』オカベマーキングシステム(株)のブースキヤノンITソリューションズ(株)のブース