ブックタイトルメカトロニクス10月号2018年

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概要

メカトロニクス10月号2018年

MECHATRONICS 2018.10 9プラスチックフィルムの高精度な測定を実現する音声再生専用ハードウエアを搭載したオンライン厚さ計WEBFREX NV用赤外線式センサを開発/発売32ビットマイコンのサンプル出荷を開始 横河電機( 株)は、同社『OpreX Quality ControlSystem』のラインアップとして、フィルムやシートなどの厚さを測定し、厚さが均一になるよう制御するオンライン厚さ計WEBFREX NV 用に、同社従来製品に比べ測定精度を向上し、薄いフィルムもより高精度に測定可能な赤外線式センサ『WG51S2』を開発し、発売した。 同製品は、周波数変調光源とデュアル積分球からなる同社独自の光学系とデジタルロックインアンプ回路による微小信号検出技術を組み合わせたことで、精度と信頼性が格段に向上した赤外線透過方式のセンサ。薄膜(10~300μm)の測定に強みを発揮し、±0.2μm以内と高い精度で測定。ポリプロピレン(PP)の20μm厚さの薄膜においては、最高精度±0.1μm以内を実現する。透明/不透明/発泡フィルムなど幅広いアプリケーションに対応し、測 セイコーエプソン(株)は、2チャンネルの音声再生機能を実現する音声再生専用ハードウエアを搭載した32ビットマイコン『S1C31D50』を開発し、サンプル出荷を開始した。 同製品は、音声再生を行う住宅設備/家電製品/健康機器、産業用機器に最適なマイコンで、汎用性の高いARM Cortex-M0+プロセッサに、音声再生専用の回路を搭載し、1チップで2チャンネルの音声再生機能を実現。2チャンネルを使うことで、バックグラウンドミュージックと音声を同時に再生するなど、高級感や温かみのある音声案内を行うことができ、音声速度の調整も柔軟に行うことが可能。 そして、音声再生を行う専用ハードウエア『HWProcessor』には、2点の特徴がある。1つは、音声再生定の信頼性を維持するため、フィルムのパスライン変動や外乱赤外線による測定値への影響を受けにくく、かつ高速移動するフィルム上でも高信頼な測定が可能。また、メンテナンス性と互換性に配慮した設計を実現している。 フィルムやシートの製造ラインには、厚さをオンラインで測定し、均一になるよう制御する厚さ計が導入されている。包装用のプラスチックフィルムとしては、商品の品質を保つ高機能なフィルム、商品の魅力を高めるために発色の良い印刷が可能なフィルムなど、多様な種類のフィルムが開発されている。これらのプラスチックフィルムの多くは、世界的なエコロジーへの関心の高まりを背景に、リサイクルが進むと同時に、薄膜化が進む傾向にある。薄いフィルムの品質を確保するために、プラスチックフィルム製造ラインの厚さ計には、これまで以上に高精度な測定が要を同ハードウエア単独で実行でき、CPUリソースを必要としないため、音声再生中もCPU処理をフル実行できる。また、高圧縮アルゴリズム(16kbps@16kHz)を採用しているため、音声データのメモリサイズを縮小でき、多くの種類の音声データや、複数の言語に対応した音声データを搭載することが可能。なお、音声データの開発環境として音声作成用のPCツールも提供しており、スタジオ録音を行うことなく、日本語/英語/中国語/韓国語の音声データを簡単に作成することができる。 もう1つは、メモリ自己診断機能を有しており、CPUリソースなしで内蔵RAM、内蔵Flash、外付けQSPIFlashの故障を検知することができる。 現在、住宅において給湯器リモコン、家電製品などの音声を使った設備が普及しているほか、健康機器のガイド、オフィスビルや商業施設、工場などにおいても、音声を使った警報機などの活用が進んでいる。 同社では、月産20 万個を予定している。2018.10求されている。 同社では、2018 年9 月3日より販売を開始し、2019年度35システムの販売を目標にしている。請求番号K5004請求番号K5003請求番号K0005 請求番号K0006