ブックタイトルメカトロニクス5月号2017年

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概要

メカトロニクス5月号2017年

MECHATRONICS 2017.5 9データログ機能を搭載したプロ仕様の本格的な機能を備えたセンサビーコンを開発50~100MHzのオシロスコープを発売 富士通コンポーネント(株)は、データログ機能を搭載したセンサビーコン『FWM8BLZ02A-109069』を開発した。 同製品は、温度センサと3 方向加速度センサ内蔵の可搬型Bluetooth low energy(version 4.1)対応センサビーコン『FWM8BLZ02Aシリーズ』に、新たにデータログ機能を追加した製品。センサで測定したデータをビーコン内蔵の不揮発性メモリに記録し、スマートフォンなどのセントラル機器からのコマンドを受けてデータを送出する。セントラル機器を常に受信状態にしておく必要がなく、必要なときにまとめてデータを受け取ることができるようになる。温度/加速度データは、任意に設定した一定間隔の測定タイミングで測定され、ビーコン内に記録される。記録用メモリ容量は32KBで、例として、1データを8バ キーサイト・テクノロジー(同)は、同社独自のカスタムテクノロジーを採用し、低コストでありながらプロ仕様の本格的な機能を備えた50~100MHz のオシロスコープ『Infi niiVision 1000 X-シリーズ』を発売した。 同製品は、6つの計測器が1台に統合された6-in-1オシロスコープで、同社独自のMegaZoom IVカスタムASICテクノロジーが使用されており、50000波形/秒の波形更新速度を実現。同価格帯のオシロスコープでは見逃すおそれのある、ランダムや発生頻度が少ないグリッチや異常信号も表示できる。最高2GSa / s のサンプリングレートをもち、2本のプローブを標準装備。セグメントメモリ機能により、メモリ容量が最大化され、測定にかかる時間も短縮できる。使い勝手がシンプルで、初めて使う方や学生にも最適。60 年以上のオシロスコープ開発ノウハイトと想定した場合、約4000 個のデータが記録できる。1データ8バイトで、データ取得を1分間隔とした場合は約68 時間、15分間隔とした場合は約42日間のデータ保存が可能。 同製品に対応するセントラル機器は、スマートフォン、Windows 8.1 / Windows 10搭載機器、同社無線モジュール『MBH7BLZ02A』搭載機器が利用できる。また、スマートフォンアプリ開発用には、iOS、Android、Windows 8.1、Windows 10対応のサンプルコードを無償提供される。 運送貨物にセンサビーコンを取り付け、運送終了後に輸送中の貨物の状態を確認するなど、リアルタイムでのデータ受信が不要もしくは難しい状況で活用できる。 同社では、2017 年5 月よりサンプル提供を開始し、ウが詰まった使いやすいフロントパネルに加え、ヘルプ機能を内蔵しているため、マニュアルを見なくてもすぐに信号解析を始めることができる。教育用リソースキットが標準装備されており、キットには教材用の内蔵トレーニング信号、学生向けの詳細なオシロスコープラボガイド、教師向けのオシロスコープの基礎のスライドが含まれている。オシロスコープのほか、シリアルプロトコルアナライザ、デジタル電圧計、周波数カウンターとしても機能する。また、『EDUX1002Gモデル』と『DSOX1102Gモデル』には、周波数応答アナライザとファンクションジェネレーターの機能もあり、内蔵のファンクションジェネレーターおよび周波数応答解析を使用すれば、ボード線図測定をより簡単に実施できる。 同社では、2017 年3 月2日より販売を開始している。2017.52017 年7 月より量産を開始する予定。請求番号E5004請求番号E5003請求番号E0005