ブックタイトルメカトロニクス2月号2016年

ページ
8/52

このページは メカトロニクス2月号2016年 の電子ブックに掲載されている8ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

メカトロニクス2月号2016年

8 MECHATRONICS 2016.2IoTデバイスのテスト効率向上に貢献する生産性を24%向上した計測システムを発売高速コンパクトモジュラマウンタを発売 (株)アドバンテストは、計測システム『EVA100』のラインアップとして、デジタル拡張モデル『EVA100 DigitalSolution』を発売した。 同製品は、デジタルIC のテストに必要な機能を実装した、小型の計測システムで、テスティングユニット一台あたりのデジタルリソースは、同社従来製品(EVA100)の32チャンネルから256チャンネルへと大幅に増加し、テスティングユニットの連結により最大1,024チャンネルまで拡張可能。デジタルICの設計評価で必要となるパターンの生成/出力比較などの計測機能と、同社の半導体テストシステムで実績のあるデジタルコントロール機能、デバイス電源機能、アナログ測定機能も搭載している。さらに、テスティングユニットのサイズも同社従来製品(EVA100)比約60%の体積にスリム化し、低コストの JUKI(株)は、部品の搭載速度を24%向上させ、生産性向上に貢献する高速コンパクトモジュラマウンタ『RX-6R』を発売した。 同製品は、同社製『RX-6シリーズ』に新たにラインアップする高速モデルで、横幅1.25m サイズの省スペース設計ながらノズルの上下動軸の改良/強度向に加え、ヘッド高さの最適化などにより、搭載速度52,000CPH(最適条件)を実現し、従来機対比24%の大幅速度向上を図った。同社独自のレーザヘッドで部品サイズ0.4×0.2mm~50mm角の部品、高さ20mmまでの部品を搭載でき、基板サイズは、50×50mm ~610×590mmまでの様々な基板種に対応する。2 回に分けて搭載(基板の2回送り)することにより、910×590mmまでの大型基板での生産も可能。部品掛け違いによる誤搭載を防止するテスティングを実現した。特別なプログラミング知識を必要としない直感的な操作性や、設計評価と同等な測定環境での量産展開など、同社従来製品(EVA100)の優れた特徴をそのまま継承している。拡張性に優れたアーキテクチャにより、生産量の変化や品種切り替えにも柔軟に対応し、特に各種コントローラ部やDFTによる試験手法を多くもつIoTデバイスに最適なテスト環境を構築できる。 近年、カーエレクトロニクスやスマートシティなど、IoTへの期待の高まりとともに、センサをはじめとする電子デバイスの需要増加が予想されている。IoT 向けデバイスは、センシングで得たアナログ信号をデジタル変換し出力/通信するため、デジタルICを内蔵するタイプが増えている。これらのデバイスは、非常にコストセンシティブで、市場競争が激しく、かつ幅広い用途にあわせた少量多品種生「部品ベリフィケーション(CVS)」、実装前に部品の良否判定を行う「コプラナリティ」や印刷ずれを認識し搭載位置補正する「はんだ印刷認識搭載位置補正」、PoP 実装に対応する転写ユニットなど、高品質生産を実現する幅広い機能をオプションで装着することが可能。 高速モデルの同製品がラインアップに加わることで、生産性の高いフレキシブルなライン構築が可能となり、多品種生産、変種変量生産から大量生産まで、多様化する精算ニーズに柔軟に対応することができる。 同社では、2015 年12 月15日より国内外で販売を開始しており、今後も実装工程全体での品質向上、生産性向上、省人/自動化など生産のスマート化を追求し、ラインソリューションの充実を進めていく。2016.2産が必要となっている。また、自動車など安全性や厳格な信頼性が必要とされる用途も多く、デバイスの性能や精度に対する要求も一層高まっている。 同社では、2015 年12 月より販売を開始している。請求番号B5002請求番号B5001請求番号B0008