ブックタイトルメカトロニクス7月号2015年

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概要

メカトロニクス7月号2015年

8 MECHATRONICS 2015.7凹凸面/斜面/曲面への実装も可能な多様なニーズに合わせた製品選択が可能になる3Dハイブリッドマウンタを発表デジタルマルチメータ3機種を発売 ヤマハ発動機(株)は、3次元射出成形回路部品(MID:Molded Interconnect Device)への対応力を強化したi-PULSE(アイパルス)3Dハイブリッドマウンタの新製品『S10』および『S20』を発表した。 両製品は、同社独自の最適化設計された新開発鋳物フレームとチルト機構ユニット、さらにZ軸ロングストロークにより、凹凸面/斜面/曲面に実装できるため、新しい3次元射出成形回路部品の製造が可能。生産形態に合わせてマウントヘッドとディスペンスヘッドを、1軸ごとに仕様変更できる混在ヘッドにより、塗布と部品装着を交互に行なうハイブリッド実装を実現。カメラのカラー化と新開発照明ユニットを採用し、安定した塗布検査が行なえるため、1台のマシンではんだ塗布⇒塗布検査⇒部品搭載の工程を行なうことが可能。ヘッドユニットは、6軸6θヘッドユニット(標 日置電機(株)は、ユーザーニーズに基づき操作性や利便性を高めた製品設計、デザインを実現した、デジタルマルチメータ『DT4254/ 4255 / 4256』の3 機種を発売した。 DT4254は、電圧測定専用機で、抵抗レンジにて電圧を測定してしまうような操作ミスによる電気事故を根本から防止。DT4255は、安全性に特化したマルチメータで、電圧測定端子にヒューズと限流抵抗を内蔵している。DT4256は、最多機能を搭載したマルチメータで、直流電圧/交流電圧/直流交流自動判別電圧測定/直流電流/交流電流/クランプセンサによる交流電流測定/導通チェック/抵抗/ダイオード/コンデンサ/検電機能、すべてこの1台で可能。3機種共通の特徴としては、①応答時間を交流電圧測定で約0.6秒、直流電圧測定で約0.7秒準)と12軸2θヘッドユニット(オプション)を用意。最大基板対応サイズは、1,825×635mm(オプション)まで対応し、一括クランプ時でも最大1,240×510mmまで対応可能。最小0201(0.25×0.125mm)の極小チップから最大120×90mmまでの幅広い部品が装着可能。 近年市場を拡大しているスマートフォンやタブレット型端末、電気自動車、自然エネルギー発電、LED 照明といった製品に組み込まれる制御基板はますます高度に集積され、軽量/薄型/小型化、加えて低コスト化が図られ、多様性を増しながら応用範囲を拡大している。これらの制御基板の生産工程においては、軽量/小型/高性能化と低コスト化の両立を実現すべく、従来の2 次元(平面)の実装から、立体的構造の3 次元の実装へと変化しており、SMT分野にもダウンサイジングされ取り込まれつつある。と、ハンディマルチメータとしては最高速の応答速度を実現、②直流電圧の正負極性判定機能を搭載し、太陽光発電施工現場や電気室などの結線チェックが簡単に行える、③コンクリート上1m の高さから落としたとしても十分に耐える設計配慮(ドロッププルーフ)により、万が一落としても壊れない、④表示画面に白色バックライトを搭載、⑤CATⅣ600V、CATⅢ1000Vに対応、などが挙げられる。 同社は2013年5月に、ビルや工場における電気設備の保守点検現場、またインバータや太陽光発電などの保守点検の場面で使用するスタンダードタイプの『DT4251/4252/4253』を発売しており、今回追加として3機種を投入することで、デジタルマルチメータのラインアップが揃う形となった。これにより、ユーザーニーズに合わせた最適な製品を選択することが可能になる。 同社では、年間販売目標15,000 台(3 機種合計)を予定している。2015.7 同社では、2015 年9 月1日より発売し、100 台(発売から1 年間/国内外)の販売を計画している。請求番号G5002請求番号G5001請求番号G0009