ブックタイトルメカトロニクス5月号2015年

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概要

メカトロニクス5月号2015年

8 MECHATRONICS 2015.5ATI技術に加えコンパクトかつスケーラブルな新パッケージを採用した電力基本確度±0.04%を実現した70GHz帯域のリアルタイムオシロスコープを発売プレシジョンパワーアナライザを発売 テクトロニクス社は、最高クラスの低ノイズ、高有効ビットを実現した70GHz ATIパフォーマンスオシロスコープ『DPO70000SX 型』を発売した。 同製品は、ATI(Asynchronous Time Interleaving:非同期タイムインターリーブ)技術の採用により、高い信号対ノイズ(S/N)比を確保し、優れた信号品質を実現することで、高精度な信号取込みと測定が可能。200GS /s のサンプルレート、5ps/サンプルの分解能により、優れた時間分解能とタイミング測定が可能。また、小型パッケージングにより、解析のための柔軟な操作、観測機能は維持しながらもDUT(被測定デバイス)の直近に配置可能。DUTとの距離が最短になり短いケーブルが使用できるため、非常に高い周波数であっても優れた信号品質を確保。さらに、複数台システムでの正確なデータ同期と容易 横河メータ&インスツルメンツ(株)は、電力基本確度±0.04 %を実現したプレシジョンパワーアナライザ『WT3000E』を発売した。 同製品は、同社従来製品『WT3000』(電力基本確度±0.06 %)の測定精度をさらに向上し、最高クラスの電力基本確度±0.04 %を実現。太陽光で発電された直流電力やインバータの直流入力/交流出力などをより正確に測定できる。最大4 点までの電流入力が可能で、電流を入力する端子(入力エレメント)は、30Aエレメント(測定レンジ0.5~30A)と2Aエレメント(測定レンジ5mA~2A)の2 種類から選択できる。これまでは、同じ種類の入力エレメントを選択する必要があったが、同製品では2 種類を混在して選択することができる。また、1 台で測定できる範囲を拡大することで、より幅広い用途に使用することがな操作を可能にするUltraSync(ウルトラシンク)アーキテクチャにより、最高クラスの拡張性を実現。100Gや高速のコヒーレント光変調解析などのアプリケーションで重要な、マルチチャンネルタイミング同期のアクイジション要求に対応する。 光コヒーレント、ワイドバンドレーダ、高エネルギー物理など、最先端のアプリケーションでは、周波数帯域以上のものが求められている。様々なユーザーニーズに合わせ、同製品は主要スペックだけでなく、信号品質、柔軟性、スケーラビリティなどの重要な技術革新にも注力されている。そのため、高速の光コヒーレントシステム開発をはじめとする最先端研究に携わる技術者や科学者の現在および将来の課題解決に貢献できる。 同社では、2015年3月26日より販売を開始している。可能になる。 各種モータ/インバータを使った家電製品や産業用機器、ハイブリッド自動車や電気自動車、太陽光発電や風力発電向けの機器について、さらなる省電力化/高効率化を実現するには、それらの機器の待機電力を含む消費電力の測定を高精度に行うことが必要とされる。効率のわずかな改善効果を正確に評価することが求められるため、より高精度な電力測定器の需要が世界的に高まっている。また、製品の開発や生産の現場では、省電力性能に優れ、競争力のある製品をいち早く市場に投入するため、作業効率の向上とコスト削減を両立することが必要とされる。電力測定器に対しても、より幅広い用途に使用でき、業務の効率化につながる機能と性能が求められている。 同社では、2015 年3 月10から販売を開始し、2015年度350 台の販売(海外も含む)を目標にしている。2015.5請求番号E5002請求番号E5001請求番号E0004