ブックタイトルメカトロニクス12月号2014年

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概要

メカトロニクス12月号2014年

42 MECHATRONICS 2014.12<写真1>「2014年度3R推進月間」のポスター(3R推進協議会)7)(備考)ポスターの説明文:くりかし生かそう限りある資源、広げよう3Rの輪、リサイクル?江戸時代からやってやす。:りでゅーす(減量)~すり減った下駄の修理、修理してながく使用、りゆーす(再使用)~古着や着物の切れ端の歩き売り、りさいくる(再利用)~紙くずの回収日本産業洗浄協議会専務理事 相模環境リサーチセンター 所長 小田切 力10月は「3R推進月間」です~3Rに関する最近のトピックス~【第153回】■ 3R 活動の推進に関わる組織(1)関係する行政 “3R推進月間”に関係して各種行事に関わる担当は、以下の8省庁であると公表されている(それぞれの省庁における所管組織を付記)。・経済産業省:産業技術環境局(リサイクル推進課)・環境省:廃棄物・リサイクル対策部企画課(リサイクル推進室、循環型社会推進室)・消費者庁:国民生活局(企画課)・財務省:国税庁・厚生労働省:水道環境部(リサイクル推進室)・国土交通省:総合政策局(建設業課、事業総括調整官室)・農林水産省:消費・安全局(消費者情報官、消費者の部屋)食料産業局(バイオマス循環資源課食品産業環境対策室)・文部科学省(2)3R活動推進フォーラム5) 「3R活動推進フォーラム」は、3Rに関する社会的取組や先進的技術による取組を進め、循環型社会への変革を強く意識した3R活動を推進するために、地方公共団体や民間団体を会員として、2006年に設立された。 2013年度には、「第8回3R推進全国大会」を環境省及び栃木県と共催し、イベントを通して3R施策の普及啓発を行った。大会式典で環境大臣表彰を行った3R促進ポスターコンクールには、全国の小・中学生から約1万点の応募があり、環境教育活動の促進にも貢献している。 10月の3R推進月間では環境省、経済産業省と共同で「環境にやさしい買い物キャンペーン」を実施している。また、循環型社会の形成や食品リサイクルを推進した優れた取組などの環境大臣表彰の推薦、我が国の3R制度・技術・経験の変遷についての調査研究を実施するとともに、これら3Rに関する情報をホームページやメールニュース等により、全国に提供している。(3)リデュース・リユース・リサイクル推進協議会7) 行政・消費者・産業界等が連携してリサイクルを推進することを目的に、1991年9月に「リサイクル推進協議会」として設立された。2002年6月には、これからの資源・廃棄物問題に対処するにはリサイクルのみならず3Rを通じた循環型社会の構築が必要であることを踏まえ、「リデュース・リユース・リサイクル推進協議会」(3R推進協議会)と改称し、3R推進のための啓発・普及活動を実施している。・会員:消費者団体・関係業界団体等80団体・会長:細田衛士(慶應義塾大学経済学部教授)・関係府省:内閣府、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省・事務局:社団法人産業環境管理協会(4)3R推進団体連絡会6) 容器包装の3Rの円滑な推進と普及啓発を行うとともに、加盟団体相互の情報交換を図り、社会に貢献することを目的として、2005年7月に設立された。構成団体は以下の8団体である。・ガラスびんリサイクル促進協議会・PETボトルリサイクル推進協議会・紙製容器包装リサイクル推進協議会・プラスチック容器包装リサイクル推進協議会・スチール缶リサイクル協会・アルミ缶リサイクル協会・飲料用紙容器リサイクル協議会・段ボールリサイクル協議会■ 3R 推進月間の行事 この3R推進月間にちなんで、各組織が各種の行事を準備しているが、その中の一部を以下に紹介する。(1)「第9回3R推進全国大会」 「3R推進全国大会」の趣旨は、主催者の説明では、“国民・事業者・行政が一堂に会し、循環型社会形成に関するそれぞれの知識や経験に係る情報を交換するとともに、参加者一人ひとりが自らのライフスタイルを見直す機会を提供することを通じ、3Rの推進に関する理解を深め、循環型社会の形成に向けた取組を推進するため”と説明されている。その第1回大会は、2006年10月19日~21日に名古屋市で開催され、その時の開催趣旨は以下のように説明されている。 “大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会のあり方や国民のライフスタイルを見直し、環境への負荷を抑えた「循環型社会」の形成のため、リデュース(ごみをできるだけ出さない)、リユース(使えるものは繰り返し使う)、リサイクル(再び資源として利用する)の3Rについての理解を深め、より広範な3R活動を推進するため、従来開催されてきた「ごみゼロ推進全国大会」を発展して「3R推進全国大会」として開催するものである。 今年度(2014年度)の第9回大会の概要は以下のごとくである。・日時:2014年10月29日13:15~16:45・場所:杜のホールはしもと(神奈川県相模原市)・主催:環境省、環境省関東地方環境事務所、相模原市、3R活動推進フォーラム・式典: ①循環型社会推進功労者環境大臣表彰 ②3R促進ポスターコンクール最優秀賞表彰・記念シンポジウム: ①基調講演:細田衛仕(慶應義塾大学経済学部教授、3R活動推進フォーラム会長) ②特別講演:白井貴子(シンガーソングアイター、環境省3R推進マイスター) ③特別発表:NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット及び相模原市の次世代3R市民リーダーの皆さん・パネルディスカッション: 【コーディネーター】 ・崎田裕子(NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット理事長) 【パネラー】 ・宮崎由美子(前相模原市廃棄物減量等推進審議会委員) ・加藤幸作(プライムデリカ(株)取締役) ・高橋巧一((株)フードエコロジーセンター代表取締役) ・環境省及び相模原市(2)「フードバンク活動」 フードバンク活動は、“フードドライブ”とも呼ばれ、家庭などで余った食品や、食品の製造工程で発生する規格外品等を引き取り、福祉施設等へ無料で提供する社会福祉活動で、3R推進全国大会会場のエントランスロビーに設置される「NPO法人セカンドハーベスト・ジャパン」の展示コーナーで具体的な活動を行う。(3)平成26年度3R推進月間都道府県・政令市行事一覧 環境省は、本年度の月間行事について、都道府県及び政令市で計画された一覧表を紹介、合計181件の行事がリストアップされている。(4)国税庁のキャンペーン活動 国税庁は、推進月間のキャンペーンとして、包装容器に関する3R問題を以下のように訴えている。・毎日の生活の中で、酒類業者や消費者の皆さんが3Rに気を配ることで容器包装の排出削減等につながりますので、ご協力をお願いします。①酒類製造業者の3R・リターナブルびんの利用と積極的な回収・容器の軽量化②酒類流通業者の3R・レジ袋の使用削減、簡易包装の推進 毎年10月は、国が「リデュース・リユース・リサイクル推進月間」(略称:3R推進月間)と定めており、リデュース(廃棄物の発生抑制)、リユース(使用済製品・部品の利用)、リサイクル(再生資源の循環利用)の3Rを普及啓発することを目的として、各種行事が企画されている。 この月間の行事として、国民や事業者、行政が廃棄物問題に関する知識や経験をもち寄り、参加者がライフスタイルを見直す機会を提供し、3Rの推進に対する理解を深め、循環型社会の形成に向けた取組を推進することとされている。 この特別月間のきっかけは、「再生資源の利用の促進に関する法律」(再生資源利用促進法、リサイクル法)が1991年10月に施行されたことによるものである。その後、当初の“リサイクル”だけでなく“リデュース”や“リユース”も重要であるという認識が広まり、2002年度から名称が現在のように変更された。この連載シリーズでは、前々回(第151回)の“資源循環に関する法制度と3R”において、3Rの諸問題を取り上げたが、今回は、そのときにスペースの関係で割愛した3R注1)に関するその他のトピックスを紹介する。注1)3R:索引における検索欄に数字の項がない場合には、“さんアール”もしくは“スリーアール”での検索が必要である。