ブックタイトルメカトロニクス8月号2014年

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概要

メカトロニクス8月号2014年

8 MECHATRONICS 2014.8請求番号H0004幅広い生産形態に効率良く対応可能な高出力4kWファイバレーザ発振器を搭載し、クラス最速の表面実装機を発売生産性を向上するファイバ2次元レーザ加工機を発売 ヤマハ発動機(株)は、多様な製品での異なる生産形態に柔軟かつ効率良く対応可能な汎用性とクラス最速(最適条件時)の9万CPHの搭載能力を両立した表面実装機の新製品、高効率モジュラ『Z:LEX YSM20』を発売した。 同製品は、高耐久性/高精度のモノコック・フレームを採用し、長期間にわたって精度を維持する基本構造は、搭載能力や汎用性、予算に応じてX軸構成を2ビームと1ビームから選択できる共通プラットフォームとし、実装ライン構築の自由度を広げた。ヘッド交換不要で高速性を維持したまま幅広い部品に対応可能な「1 ヘッドソリューション」コンセプトの理想を追求し、さらに進化させた2種類のヘッドを開発。ヘッド交換時の生産停止ロスや、交換用予備ヘッドの投資ロスなどを削減でき、いずれもサイドビュー認識機能を標準装備し、ロスタイム無しで部品の有無や吸着姿 三菱電機(株)は、高生産性/高効率/高品質を実現できるファイバ2 次元レーザ加工機『NX-Fシリーズ』の新製品として、厚板の加工ニーズに対応する高出力4kWファイバレーザ発振器を搭載した『ML3015NX-F40』を発売した。 同製品は、軟鋼9mm 厚の加工速度を同社製従来機『ML3015NX-F』と比較して約1.5倍に高速化し、加工時間を短縮。同社独自の高速レーザ切断技術である『F-CUT』が可能な対象板厚の拡大により、ステンレス材3mm 厚の加工時間を同社製従来機『ML3015NX-F』と比較して50 %短縮し、最大加工板厚を軟鋼22mm 厚、ステンレス材20mm厚へ拡大。発振効率に優れたファイバレーザ発振器の搭載と、インバータ制御冷却装置/高効率駆動機器/LED照明などで、消費電力を同社製従来機勢を検出する。自己ノズル診断機能を備え、高い搭載品質と信頼性を確保している。また、マイコン制御により、高い部品供給速度と優れた部品位置決め精度を発揮する、薄型軽量コンパクトのシングルレーンタイプ電動式インテリジェントフィーダ『ZSフィーダ』『SSフィーダ』に対応。さらに、生産形態に合わせて搬送システムの選択が可能。 近年、家電、PC、携帯電話など様々な製品において、小型化/高密度化/高機能化/多様化と共に製品サイクルの短期化がますます加速し、それら製品の電子部品実装工程では、単一製品を長期にわたって大量生産し続けるよりも、同一生産ラインで多種少量生産から量産まで効率良く対応できる柔軟性が求められている。 同社では、 2014年7月1日から発売し、1,100台(発売から1 年間/国内外)の販売を計画している。『ML3015NX-45CF-R』と比較して約60%削減。また、ecoモードを搭載し、待機時の消費電力を最大70%(ecoモード未使用時との比較)削減。レーザ出力制御により、低出力から高出力まで安定したレーザ出力を実現し、加工材料の裏面に発生するドロス(付着物)を低減。同社新開発の加工ヘッドを採用することで、厚板加工時の保護ガラスへのスパッタ付着を軽減し、安定した連続高品質加工を実現。さらに、加工機の剛性向上により、高速加工時に発生する振動を抑制し、精度の高い加工を実現。 2 次元レーザ加工機は、自動車/建設機械/鋼材業/電気機器などの多様な生産現場において板金部品の切断に使用されている。近年では、厚板の加工ニーズが拡大する一方で、生産性の向上やランニングコストの低減が強く求められている。 同社では、2014 年6 月12日より発売しており、生産台数を年間50 台にしている。2014.8請求番号H5002請求番号H5001