ブックタイトルメカトロニクス6月号2014年

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概要

メカトロニクス6月号2014年

10 MECHATRONICS 2014.6高性能でコンパクトかつコストパフォーマンスに優れた金属非接触の電圧センサを搭載し、クリームはんだ印刷機を発売電力を安全かつ正確に測定する電力計を発売 ヤマハ発動機(株)は、上級モデル同等の印刷品質を実現し、大型基板/幅広いマスク枠にも対応した、高精度/高品質/コンパクトなクリームはんだ印刷機『YCP10』を発売する。 同製品は、同社独自の3S(Swing Single Squeegee)ヘッドを標準装備し、優れたメンテナンス性と段取り作業性を達成。L510 × W460mmの大型基板への対応を前提にした設計により、集合基板や大型液晶基板、産業用大型基板など、対象基板の範囲を拡大。初期の印刷機から採用しているマスク吸着機能により、往復印刷時のオフセット入力を不要にし、段取り時間を大幅に短縮するとともに、マスクのたわみに影響されない安定した高精度印刷を実現。高い剛性と軽量コンパクトを高次元で融合した印刷テーブルとフレームを採用し、良好な印刷 日置電機(株)は、絶縁された被覆電線の上からはさむだけで安全かつ正確に電圧を測定できるセンサを開発し、この金属非接触の電圧センサを電力計に搭載したことで、従来の電力測定で懸念された電圧測定の際の短絡(ショート)や感電による事故を回避でき、安全かつ正確に測定する電力計『クランプオンパワーロガ PW3365-10』を発売する。 同製品に搭載されている電圧センサ『PW9020』の中には、金属板の電極が入っており、この電極が被測定物の電圧(電位差)を検出すると、微小な電流が電極に流れる。この電流が、ゼロになるような電圧をセンサ側で発生させることにより、正確な電圧の測定ができるようになった。同センサを搭載することで、電流/電圧/電力のすべてを金属非接触で測定できるため、測定者の安精度と版離れ性を確保。サーボ搬送による制動時間の削減と動作シーケンスの最適化などにより、印刷ラインタクト13.5 秒(通常印刷:同社最適条件)と現行モデル比約12%の高速化を達成。基板と印刷マスクの相対する位置を、基板カメラとマスクカメラでレイヤー合成し、モニタ画像で位置合わせ状況が直観的かつ確実に確認できる。従来装置との親和性を確保しつつ、見やすく解りやすいタッチパネルを標準装備し、簡単操作を実現した。 近年、ますます小型/高密度/高機能化の流れが加速している電子部品実装工程の現場においては、民生用/産業用にかかわらず、はんだの特性やマスク精度、基板の伸縮をも考慮した、高精度で安定したはんだ印刷が求められている。 同社では、2014 年6 月1日より発売し、初年度400全性は大きく向上することになる。主な使用用途としては、工場やビルにおける電力管理、電気設備の保守管理、などが挙げられる。主な仕様は、測定ライン:1P2W/ 1P3W / 3P3W / 3P4W、測定可能導体径:φ 6~30mm(CV:2 ~ 250mm2、IV:8 ~ 325mm2)、電圧レンジ:400V(100 ~ 400V ライン測定可)、電流レンジ:500mA ~ 5kA(電流センサによる)、など。 現在、多くの企業で省エネルギーの活動が進んでおり、その過程で消費電力を測定する機会が増えている。従来、大規模工場などでの電力測定は、電気に関する知識や経験のある作業者が担当していた。しかし、企業規模の大小や業種を問わず電力測定のニーズが高まる中で、十分な知識や経験をもっていない作業者による電力測定の機会が増えてきており、そのため安全に電力を測定したいというニーズが高まっていた。 同社では、2014 年6月下旬の発売を予定し、年間1,000 台(国内/外合わせて)の販売を目標にしている。2014.6台(国内外)の販売を計画している。請求番号F5002請求番号F5001請求番号F0006