ブックタイトルメカトロニクス3月号2014年

ページ
10/60

このページは メカトロニクス3月号2014年 の電子ブックに掲載されている10ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

メカトロニクス3月号2014年

10 MECHATRONICS 2014.3高速/高解像2次元検査、高さ/傾斜面3次元検査、4方向斜め画像検査を1台に搭載した電波法認証済みアンテナ内蔵であらゆる小型化ニーズに対応するハイエンド/ハイブリッド光学式外観検査装置を開発無線LANモジュールシリーズの小型タイプをラインアップ ヤマハ発動機(株)は、新開発の高速/高解像度画像処理技術や独自の撮像技術により、高速/高解像2 次元検査、高さ/傾斜面3 次元検査、4 方向アングルカメラによる斜め画像検査のすべての機能を搭載可能なハイエンド/ハイブリッド光学式外観検査装置『YSi-V』を開発した。 同製品は、外観検査の基本である2 次元検査では12メガピクセル産業用カメラと新設計高画素対応テレセントリックレンズを採用し、また64 ビット高速画像処理制御システムの搭載などによる情報処理能力アップにより、視野拡大/高精細と高速化を両立し、従来の2 倍以上の検査能力を実現。視野全域の高さを一括で高速計測し、部品の浮きや、基板と部品の色味が似ている、あるいはシルクやランドパターンが干渉して異物を抽出できなローム(株)は、モバイルプリンタやエアコンなどスマートフォンと連携する電子機器に、簡単に無線機能を搭載できる無線LAN モジュールシリーズにおいて、新たにアンテナ内蔵の小型タイプ『BP3595』をラインアップした。同製品は、搭載部品の小型化および基板実装の工夫、高周波設計の見直しなど、構造の最適化を図ることで、同社従来品に比べて約47%の小型化を実現。これにより、今までスペース上の課題から無線LAN を搭載できなかったユーザーも導入が可能になる。また、既に量産中の同社製無線LAN モジュール『BP3591』の優れた基本機能(国際標準規格「IEEE802. 11b / g / n / i」準拠、アンテナ内蔵、国内電波法認証取得済みなど)をそのまま継承し、無線LAN 通信に必要な要素がすべて入ったオーいなど、2次元画像処理では難しいケースでも迅速/確実に検出する新3 次元検査を実現。2 次元検査画像の真上からのアングルに加え、同社独自の撮像技術で4方向斜めから、エラー個所のみではなく視野内の全品を同時に一括撮像する4 方向アングルカメラ(オプション)を採用。さらに、『フルHD 液晶タッチパネル』、『プログラミングナビゲート』、『新文字認識アルゴリズム』などの新機能により操作性も向上。 電子基板の信頼性は、最終製品の市場価値に直結するので、小型/高密度化の流れが加速している電子部品実装の現場においては、基板の信頼性確保のため、人のスキルに依存しない自動検査によるスピーディで正確な実装精度およびはんだ接合の品質検査が求められている。 同社では、2014 年4 月1 日より発売し、120 台/年ルインワンの無線LANモジュールとなっており、ユーザーの開発負荷や製造負荷も大幅に軽減する。近年、スマートフォンはもちろん、より快適な生活を実現するため、あらゆるものをネットワークでつなぐM2M(Machine to Machine)やIoT(Internet ofThings)に注目が集まっており、家電製品をはじめあらゆる機器で無線LAN の搭載が進んでいる。こうした中、同社は2011年に無線LAN通信を構築する上で必要な機能をすべてモジュール側に内蔵した『BP3591』を、2013 年にはさらにフラッシュメモリ内蔵タイプの『BP3599』を開発し、「1 個から買えて、簡単に導入できる」を追求した製品販売を実施していた。一方で、機器の小型化要求や今まで搭載が難しかった機器にも無線LAN を導入したいという声も多く、小型無線LAN モジュールへの要望も高まっていた。同社では、2013 年12 月からサンプル出荷を開始し、2014 年1月から当面月産3~5万個の体制で量産を開始する予定。2014.3(国内)の販売を計画している。請求番号C5002請求番号C5001請求番号C0006