ブックタイトルメカトロニクス6月号2013年

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概要

メカトロニクス6月号2013年

MECHATRONICS 2013.6 53502-105)安藤幸司「光と光の記録―光編」産業開発機構20072-106) 日本規格協会「光学用語JIS Z8113,Z81202-107)独立行政法人工業所有権情報・研修館「特許電子図書館」電子版キャノン通信「世界初のDOレンズ」電子版2001~2012表2-43 回折光学素子の事例 2-107)表2-42 色収差に関する用語 2‐106)2 設計からはじめよう(その49)る。従来種々なるレンズを並置して様々な収差を除去しようと屈折光学系は努めてきた。回折光学素子を併用すると、望遠系の色収差はもとより広角系の色収差も解消し、光学系全体としてレンズ要素の数量を減らし64%に軽量化するとともに、レンズ鏡筒の全長を74%に短縮することもできるようになった。撮影機器として操作性が格段に向上した。成形金型の製作がキーポイントの技術らしい(表2-43)。 色彩映像を撮影する光学系では積層型回折格子の構造になったが、デジタル信号を操作する場合は単波長なので回折格子は単層ですむ。光学素子の一部に回折格子構造を配置または積層すると、二重焦点のピックアップレンズに生まれ変わる。配置したレンズが一個でも、厚いCDディスクと薄いDVDディスクとの位置の異なる焦点面に光線を随時に合致させ信号を取出しすることができる(表2-43)。【参考文献】2-104)日本化学繊維協会「よくわかる化学せんい」電子版2003年12月