メカトロニクス1月号2012年

メカトロニクス1月号2012年 page 9/60

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概要:
MECHATRONICS 2012.1 9製造現場の省エネ活動を革新するマシンの最適制御を実現し生産性を向上する簡易電力ロガ向けクランプ型CT および分岐タイプCTを発売統合マシンコントローラを開発オムロン(株)は、より多くの....

MECHATRONICS 2012.1 9製造現場の省エネ活動を革新するマシンの最適制御を実現し生産性を向上する簡易電力ロガ向けクランプ型CT および分岐タイプCTを発売統合マシンコントローラを開発オムロン(株)は、より多くの配電方式に対応するため、簡易電力ロガでの計測に欠かせないCT(センサ部)のラインアップを拡大し、従来の標準タイプ分割型CT に加え、クランプ型CTおよび分岐タイプCT を発売した。コンパクトサイズのクランプ型は、狭い場所や複雑な配線場所などでも片手で電源線をワンタッチ着脱できるため、取り付け場所を選ばない。許容着脱回数も5,000回となり、短時間計測して取り外すといった場合や消費電力の大きな装置を特定するために多くのポイントを計測場合に簡単。また、多様な配電方式に対応可能な分岐タイプCT は、従来簡易電力ロガに接続可能なCT は1 本のみだったが、新たに分岐ケーブルと分岐タイプCT の組み合わせで、最大3本のCTを接続できる。これにより、主に電灯盤に広く用いられている単相3線式の簡易電力(株)安川電機は、同社従来製品であるマシンコントローラMP2000 シリーズの上位機種として、さらなる高性能化とモーション&ビジョン&ロボットとの融合を実現した統合マシンコントローラ『MP3200』を開発した。同製品は、CPU やバスの高速化により、演算およびアプリケーション処理の高速化を実現し、最速で125 μs の高速なアプリケーション処理が可能。オープンモーションネットワークMECHATROLINK- Ⅲを搭載することで、サーボ、インバータと高速な同期通信を可能にし、装置の生産性と性能の飛躍的向上に貢献。従来モーションとは別に制御を行っていたビジョンシステムを同製品のモジュールとしてラインアップし、システムのトータルコストを大幅に抑えることができると共に、ア計測や、海外で広く普及している三相4線式の簡易電力計測にも対応が可能になった。今夏の節電要請以降、生産工場においては様々な省エネ化の取り組みが行われてきている。しかしながら、原子力発電所再稼働の目処は依然として立っておらず、今冬の電力需給も厳しくなる恐れがあり、今後もさらなる節電要請が見込まれている。こうした状況の下、より効果的で削減効果の高い省エネ活動を行うため、生産工場ではこれまで行われてきた工場全体の電力量管理から、作業フロアの分電盤や装置ごとの電力量管理まで広がりを見せている。しかし、一般的な電力測定器は電圧配線が必要で、計測場所を特定するための一時的な電力計測や、測定器の設置や移設のたびに装置やラインを止めなければならず、稼働率向上が優先される生産ラインでは導入の障壁となっていた。同社では、2011 年11 月1 日から発売を開始している。2012.1ライメントなどの画像処理結果を遅れ時間ゼロでモーション制御と共有できる。同社のロボットコントローラFS100 と内蔵Ethernet ポートで簡単に接続できるため、ロボット導入による生産ラインの自動化などにも柔軟に対応。また、同製品にMP2000シリーズ用オプションベースユニットを装着することで、MP2000 シリーズのすべてのオプションモジュールの使用が可能。近年では、さらなる生産コストダウンのために装置の高速化や、製品の微細化に対応するためにビジョンセンサとコントローラとの連携強化などのニーズが高まっている。また、少量多品種生産や人件費高騰に対応するために、ロボット導入による生産ラインの自動化ニーズも増えている。このような様々なニーズに対して、用途に応じた最適なシステムを構築することができる。同社では、2011 年12 月21 日より発売を開始し、2011 年度500 台の販売を計画している。請求番号A5004請求番号A5003請求番号A0006