ブックタイトル実装技術9月号2019年特別編集版

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概要

実装技術9月号2019年特別編集版

29む動作で自己発電しているため、電池交換や充電が不要。PCとのインタフェースにはUSB HID キーボードを採用し、ハードウエア仕様を意識することなく簡単に組み込み可能。1台の受信機に複数のフットスイッチを紐づけでき、ペアリングでのキーの切り替えも対応可能。 (株)谷沢製作所は、ヘルメットに取り付けたカメラと、ウエストのケースに入れた送信端末を使って、ハンズフリーで現場の映像を管理者にリアルタイム配信できるリアルタイム情報共有システム『U-BOX WITH』の展示を行っていた(写真5)。 同製品は、HD 画質の映像がリアルタイムで配信でき、計器などの細かい数字も読み取りが可能。現場で作業しながら利用できるよう、ハンズフリーでの撮影や通話が可能な取り付け具とヘッドセットをオプションで用意。専用クラウドシステムで低コストに導入して簡単に利用できる。 レニショー(株)は、工作機械の直線軸および回転軸の幾何誤差の測定を目的として開発されたアライメントレーザシステム『XK10』の展示を行っていた(写真6)。 同製品は、コンパクトで多様な取り付け方法に対応し様々な構成で使用できるため、対象の工作機械がどのようなタイプやサイズであっても誤差を測定できる。デジタル形式でデータを記録し、測定項目ごとに詳細な誤差レポートを出力可能。従来のアライメントチェック方法につきまとう人為的なミスやレポートエラーを低減できる。 (株)テクシオ・テクノロジーは、小型/軽量/低ノイズを実現したハイブリッドワイドレンジ直流安定化電源『PSRシリーズ』の展示を行っていた(写真7)。 同製品は、1チャンネル出力のワイドレンジ直流安定化電源で、最大電圧36Vと60V の2 モデルをラインアップし、最大出力は36V/ 7A/ 108W(PSR36-7)、60V / 6A / 150W(PSR60-6)となっている。各種保護機能、シーケンス、マスター/スレーブ、USBインタフェースおよびGPIBインタフェース(オプション)により、研究開発をはじめ製造ライン、QC 検査など幅広く使用されている。 クロマジャパン(株)は、リチウムイオンバッテリー(LIB)セル、電気二重層キャパシタ(EDLC)およびリチウムイオンキャパシタ(LIC)をテストするために設計されたバッテリーセル充放電試験装置『17011』の展示を行っていた(写真8)。 同製品は、二次電池開発に欠かせない製品開発や品質管理に適しており、特性調査、サイクル寿命試験、製品スクリーニング、品質評価に貢献。リニア回路式とAC/DC双方向回生技術を用いた回生式モデルをラインアップし、様々なアプリケーション/用途に対応。 同展示会の次回開催は、2020年4月8日(水)~10日(金)の3日間、幕張メッセにて予定されている。写真4USB 無線フットスイッチ写真6 アライメントレーザシステム『XK10』写真8 バッテリーセル充放電試験装置『17011』写真5 リアルタイム情報共有システム『U-BOX WITH』写真7 ハイブリッドワイドレンジ直流安定化電源『PSRシリーズ』