ブックタイトル実装技術12月号2018年特別編集版

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概要

実装技術12月号2018年特別編集版

6■ LEDの防湿管理 現在のチップLEDは明るさ、小型化、省エネ、を求めて日々進化している。 その結果、チップLEDも防湿包装(M・B・B)開封後、短期間で大気中の水分を吸着するようになり、ICパッケージと同様フロワーライフ(使用期限)が発生した。そのフロワーライフの大半が72h~168hである。LEDを湿度5 % RH 以下のドライボックス保管してフロワーライフをストップさせる。また、実装残のチップLEDもマウンタから取りはずし、湿度5% RH以下のドライボックスに保管することにより、フロワーライフがストップ、またはリセットされるので、テープリール1 巻ベーキングなしで使い切ることが可能になる。フィーダ保管庫エクアールシー(株)PR■ フィーダ保管庫 テープリールをフィーダに取り付けたまま防湿保管できるフィーダ保管庫(写真1、2)を使用すれば、テープリールの取りはずしや、取り付けの手間も省け、LEDのポロ落ちによるロスもなくなり、コストダウンが計れる。このフィーダ保管庫は、実装工程の組み替えの多い現場や、1~2日前の外段取り後の待ち時間の防湿保管に最適である。 また、このフィーダ保管庫もドライボックスと同様に庫内湿度は5% RH 以下なので、チップLED のフロワーライフをストップまたはリセットさせる。よって、実装残のチップLEDをフィーダに取り付けたままフィーダ保管庫に保管すれば、ベーキングなしでテープリール1巻安全に使い切ることができる。(規格 IPC/JEDECJ-STD-033D)                <請求番号 M7001> この短期間のフロワーライフ内にチップLEDを実装しないとリフロー時の熱でパンク(断線)する(図1)。 しかしチップLEDはテープ1 巻あたり3,000~6,000 個と多いため、フロワーライフ内に使い切ることは非常に困難である。 よって、リフロー時のパンク(断線)を防止するには、防湿包装開封後のチップ図1 吸湿とパンク(断線)の詳細写真1 フィーダ保管庫(リールホルダあり用)『DXU-580AF』写真2 フィーダ保管庫(リールホルダなし用)『DXU-580SF』