ブックタイトル実装技術7月号2018年特別編集版

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概要

実装技術7月号2018年特別編集版

461. はじめに リフロー炉の冷却部、及び入口側などには、短い期間に多くのフラックスが蓄積する。 また、図1 のように、上部ノズルは1 週間ごとに清掃しても、予期せずフラックスが生産品に滴下する。 「炉内の清掃を定期的に行っていてもフラックスが突然滴下して、気づいたときには何枚もの基板が不良になっている」、「清掃後にリフロー炉を再始動したときにフラックスが滴下して、生産基板が汚れてしまう」という声をよく耳にするが、そのような問題に悩まれている現場はやはり多いようである。 われわれが開発した本製品『TRG Flux anti-drip filter』は、リフロー炉の上部ノズルの下に装着することで、炉の蓄積したフラックスの滴下を防止し、生産品を不良にしないフィルタである(※定期的な清掃は必要)。 図2、図3に示すのはその取り付け例と、使用後1週間の状態である。TRG Flux anti-drip filterTRG Corporetion図2図1清掃後の上部ノズル状態1 週間後の上部ノズル状態フラックスが滴下する上部部分清掃後の上部にフィルタ取り付け状態Filterのノズル面の状態Filterの吹き出し面の状態1 週間後の上部のフィルタ状態TRG Flux anti-dorop TRG Flux anti-doropfilter 取り付け側