ブックタイトル実装技術5月号2018年特別編集版

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概要

実装技術5月号2018年特別編集版

35 最先端のセキュリティ情報を総合的に紹介する専門展示会『SECURITYSHOW 2018』が、3月6日(火)~9日(金)の4日間、東京ビッグサイトにおいて、日本経済新聞社の主催で開催された。 同展示会は、『リテールテックJAPAN2018』、『JAPANSHOP 2018』、『建築・建材展 2018』、『LED NEXTSTAGE2018』、『商空間・住空間 NEXT 2018』との同時開催(日経メッセ 街づくり・店づくり総合展)で行われ、4日間の総来場者数は194,518 名を集めた。 ソニービジネスソリューション(株)は、スマートフォンがインカムとして使用できるスマートフォン業務用無線アプリケーションの参考出品を行っていた(写真1)。 従来のインカム(デジタル無線機)は接続距離の制約があったが、同アプリケーションは3G / 4G / Wi-Fi 回線でどこでも利用することができる。また、周波数の制約がないため、接続できる端末数の制限がなく、運用に合わせた柔軟な端末増減が可能。アプリケーションをインストールするだけで、即時に利用できる。 スタンレー電気(株)は、真夏の炎天下でも3次元計測が可能な距離画像センサ『TFS0007A』の展示を行っていた(写真2)。 同製品は、赤外線LED(850nm)と独自のCMOS 撮像素子を搭載したTOF(Time of Flight:光飛行時間)方式による距離画像測定センサ。高い耐外乱高性能により、屋内だけでなく太陽光が射す屋外でも検出が可能。交通インフラ/人流マーケティング/セキュリティー/デジタルサイネージなどの用途で使用することができる。 (株)IDマネジメントは、安全な鍵管理を提案するスウェーデンCREONE(クレオーネ)社製鍵管理システムの展示を行っていた(写真3)。 同製品は、目的や管理する鍵の数で扉数やサイズ、増設用キャビネットの種類を選択でき、自由に組み合わせることが可能。1 台のメインキャビネットで、最大15台の増設キャビネットを管理することができ、Controlシステムでは機器をネットワークにつなげて数千本の鍵を一元管理することも可能。また、PC 管理ソフトウエアにより、ユーザーごとに使用できる鍵を設定することができる。 TOA(株)は、録画機能/液晶モニタ/カメラドライブユニットを一体化した、壁掛け型AHDレコーダ 8 局 2TB『AH-R108PW2』の展示を行っていた(写真4)。 同製品は、スケジュール設定に基づく連続録画やイベント録画/緊急録画/プリ録画など多彩な録画機能を搭載し、再生時も時刻設定、カレンダー検索/イベント検索により、見たい映像をすぐに再生できる。また、ネットワーク経由でPCやスマートフォンによる遠隔監視することも可能。 同展示会の次回開催は、2019年3月5日(火)~8日(金)の4日間、東京ビッグサイトにおいて予定されている。SECURITY SHOW 2018写真1 スマートフォン業務用無線アプリケーション写真2 距離画像センサ『TFS0007A』写真4 壁掛け型AHDレコーダ8局 2TB『AH-R108PW2』写真3 CREONE 社製鍵管理システムの一例