ブックタイトル実装技術4月号2018年特別編集版

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概要

実装技術4月号2018年特別編集版

58 東京はこれまでの寒さがうそのように、急に暖かくなりました。家の近所の空き地では猫が数匹、寝転んで遊んでいます。私もその集団に加わりたくなってしまいました……。  (編集部A)1位 : 量産現場における鉛フリーはんだ付け(40%)2位 : 高温動作環境下におけるはんだ付け部の信頼性(32%) 今回もたくさんのご意見・ご感想を頂戴しました。誠にありがとうございました。 1 月号の本誌でもっとも反響が大きかった記事は、『特集 はんだ関連技術』でした。1位の『量産現場における鉛フリーはんだ付け』に対しては、「はんだ材に含まれるフラックスの影響の内容が詳しく」などの感想をいただきました。2 位の『高温動作環境下におけるはんだ付け部の信頼性』に対しては「高温化による接合部の信頼性の記事はぜひ今後も提供していただきたい」などの感想をお寄せいただきました。Q1. 今月の記事の中で最も良かったものを教えてください。●基板製造における試作の観点、よりどころ ● IC スティック、IC トレイ、チップ部品リールのリユース●はんだペースト、フローはんだ屑のリサイクルQ2. 4月号の特集『製品製造現場を効率化させるシステム・技術』に   関して取り上げて欲しい製品や技術を教えてください。1月号・読者アンケート結果発表! 現在、製造現場では、安易に電気エネルギーなどに頼らずに低予算で効果的な動きを実現する「からくり設計」が注目されている、という。本書は、「『からくり』をつくるために使われるメカニズムやその構成方法を、図をふんだんに使ってわかりやすく解説し」たものである。 「はじめに」に、以下のような特徴が紹介されている。「読者が設計しようとしているからくりの目的に合わせて検索できるように、1つひとつのテクニックを「定石」の形にしてまとめてあります。全15章の中に書かれた「定石」のタイトルから辞書のように検索して、からくりや機械装置を設計するときのヒントに使っていただきたいと思います」。「本書で解説したからくりとは、人が手で押したり、足で踏んだりする単純な入力や、モータやシリンダのような単純な運動を使って、工場の作業者を補助するような装置をつくる技術のことを意味しています。動力源を使わないか、動力源を使っても1つだけというように、ほとんど制御をせずに、メカニズムの動きだけに頼って機械を駆動するような装置をつくる技術です。本書では、普通の設計者が、無限にあると思われるメカニズムを自由自在に使いこなして、からくりメカニズムをつくれるようになることを目指しています」。 この本を紐解いて、製造現場の改善に役立てていただきたい。4必携「からくり設計」メカニズム定石集-ゼロからはじめる簡易自動化-. ●著者 : 熊谷 英樹●発行 : 日刊工業新聞社●定価 : 2,700 円(税込)