ブックタイトル実装技術8月号2017年特別編集版

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実装技術8月号2017年特別編集版

43(b) ベルギーの航空会社「SABENA」  Such a bad experience, never again!(c) スカンジナビア航空「SAS」  Same as SABENA(d) 日本航空「JAL」  Just arrived at Luxemburg. Sorry! ドイツのハブ空港はフランクフルト空港となる。フランクフルト空港行きのJAL 便が何らかの天候の異変や機材の影響でフランクフルト空港に着陸することができず、手前の比較的近いルクセンブルグの空港に緊急着陸したことをドイツ人が何故か引用して楽しむ。 なかにはLuxemburgではなく、Lebanを使ったのも聞いたことがある。(e) パキスタン航空「Pakistan International Airline」  (=PIA)  Panic in Air(f ) 全日本空輸「ANA」  Always is not available  (日本語では全日空(いつも空席のある航空会社)) ジョーク好きな友人が定年退職となった。その挨拶に新しい職場が決まったという。「ANAに就職することになった…」と。へー、ANAでの新しい職場を見つけたとは、どんな技術分野で活躍するのかと思いつつ再就職のお祝いメールを入れたら、なんと毎日が日曜日だと誰でも分かるので、ANA、つまり“全日空”(全日、空いている意味)に就職したと言えば混同するのを狙ってジョークを楽しんだことが分かった。 このジョークは日本人だけにしか通じないと思っていたら台湾人に使って漢字を言ったら理解し、大笑いになった。(g) 英国の航空会社「British Airways」  Bloody awful(h) スイスの航空会社「Swiss Air」  Sexy women in Swiss Air Service are indeed    rare 以上、航空会社に関するジョークで、これを赴任後の挨拶訪問の時に欧州人から聞くことになった。これがジョークに関心を持つきっかけにもなり、深耕することになった。2. 筆者が所属していたドイツの会社の略号は“TCEG”  筆者がドイツにあるToshiba Chemical Europe GmbHに、1998 年に責任者として加わった。会社の略称は、TCEG(=Toshiba Chemical Europe GmbH)が使用され、欧州の半導体メーカーに訪問する際には、TCEGの略称で通用していた。顧客の技術者は、TCEG の略号でもわかり応対してくれた。 ドイツ人の同僚は、私が加わって顧客に訪問しての最初の紹介に、TCEGはToshiba Chemical Europe GmbHではなく、“Terrible Crazy European Group” の略であると紹介。 大いにうけ、このジョークは、ビジネスをするのに大変、役立った。訪問するたびに新しいジョークを仕入れて紹介するようになって、ビジネス・ミーティングは、相手が忙しくても合わせてもらえた。 以来、予約を取るのも面白いメンバーが来るということで、比較的楽に取れるようになった。顧客は、忙しい中での訪問は煙たがれるのが一般的である。そこで必要なテクニックとして欧州人と対等にジョークの披露が重要となってくる。3. ジョークで迫った交渉 東芝ケミカル(株)の封止材の工場がシンガポールに設立され、東芝ケミカルシンガポール社(TCSP=ToshibaChemical Singapore Pte)からも欧州向けに封止材の供給を開始した。 東芝ケミカルヨーロッパ社(TCEG)は、日本のみならずシンガポールの工場からも材料の供給を受け、欧州市場に販売を開始した時期であった。そんな時期に赴任した。 ところがTCSPは設立間もないため、現地採用の新人のために経験不足で生産計画通りに事が進まず、欧州の顧客に迷惑をかけるような事態になってしまった。 何度か交渉したものの一向に改善の兆しがないことから、TCEG のドイツ人スタッフは、TCSP は “ToshibaChemical Singapore can not supply Products” の略であると言ってジョークで改善を求めた。 このようなジョークで返したのは、さすがに効果があった。胸にぐさりと刺さったに違いない。 ガミガミと言っても改善されないのをドイツ人スタッフはジョークを使って相手に分かるようにしたのは、「さすが!…」と思った。ジョークで迫ったのが功を奏したものと思う。