ブックタイトル実装技術8月号2017年特別編集版

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概要

実装技術8月号2017年特別編集版

37 (2016年9月26日付け Semiconductor Engineering)→先端IC 実装市場は大きく賭けた競争の激しい戦いの場になっており、ベンダーが2.5D/3D 技術、 高密度fan-outパッケージなど次の波を立ち上げている。2. センサ市場の展開 3次元半導体市場で最も早くビジネスとして立ち上がったCMOSイメージセンサは、ソニーが引っ張る形で以下の進展が見られている。◎CMOS Image Sensors, Memories Lead the  Way in 3D Chip Technology-3D chip packaging is exemplified in CMOSimage sensors, memories (2016年1月20日付け Electronics360)→三次元半導体実装は現在、ソニーが席巻している市場であるCMOSイメージセンサおよびin-memoryデバイスで行われている。多彩な製造アプローチを用いて3DIC技術は本年、他の種類の半導体でも適用が予想されている(図1)。◎ Why Opt For Chip Stack, FD-SOI in Image  Sensors? (2016年1月28日付け EE Times)→ここ数年CMOS image sensors(CIS)ベンダーは、chip stackingを受け入れており、CIS がimage signalprocessor(ISP)と重ね合わされている。次のステップとして少なくとも主要プレーヤー2 社、ソニーおよびSamsungが、chip stacked CISに向けたISPs 製造でFD-SOIウエハの使用を考えている。図1 ソニーのstacked CIS◎Samsung's Galaxy S7 -- A Tale of Two Image  Sensors (2016年7月19日付け EE Times/Blog)→ TechInsights のProduct Line Manager、Kevin Gibb氏記事。Samsung のS7スマートフォンは、使用国によっていくつか独特な構成の作り。例えば、米国モデルではQualcomm Snapdragon 820プロセッサに対し、欧州版ではSamsung Exynos 8 Octaプロセッサを搭載。これらのプロセッサはともに、Samsung の14-nm Low PowerPlus(LPP)プロセスによる製造である。12 megapixelCMOS イメージセンサについては2 社供給、SonyとSamsungである。3. プロセッサ市場の展開 高性能プロセッサに取り組む上での3 次元実装化が、引き続き検討されている。◎How Many Cores?-Part 2 : Fan-outs and 2.5D will change howcores perform and how they are used; hybridarchitectures evolve.  (2016年3月21日付け Semiconductor  Engineering)→fan-outsおよび2.5Dなど新しい半導体アーキテクチャーおよび新しい実装optionsが、いくつのコアが必要か、それらを何に用いるか、そしてますます厄介になるボトルネックをいかに打開するか、という基本的な設計考察を変えてきている。3. さまざまな取り組みおよび視点1. M&A関連 特に2015年から世界の半導体業界に吹き荒れているM&A(企業の買収・合併)の嵐の状況となっているが、3次元実装に関係する内容の一例として以下が挙げられる。◎ An interview with Dr. Dongkai Shangguan (2016年6月8日付け ELECTROIQ)→現在STATS ChipPACのChief Marketing Officerを務めるDr. Dongkai Shangguan氏インタビュー記事。2015年にSTATS ChipPAC は、JCET(Jiangsu ChangjiangElectronics Technology Co., Ltd.)に買収され、JCETGroup傘下の1事業部門となり、買収取引前と同じ組織構造である。