ブックタイトル実装技術7月号2017年特別編集版

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概要

実装技術7月号2017年特別編集版

401. はじめに 食品機械/食品包装などに特化した国際展示会interpack2017(components、Industrie 4.0、innovationparcも併設されて開催)が、2017 年5月4日~10日の7日間、ドイツ・デュセルドルフにおいて“made for tomorrow” のテーマで開催され、主催者の発表によると168カ国、2,865 社の企業から170,500人の見学者となった。見学者の74%は海外からの見学者であったとの発表が閉幕の3日後に公表された。2. メッセ会場の概要 デュセルドルフのメッセ会場(メッセ=産業見本市)には市内中心街から路面電車(U バーン78)かバス(722)を利用すれば約20 分の位置にあり、アクセスは簡単で便利な場所にある。 デュセルドルフ空港からもバス(896)で10 分の距離に位置する。展示会場の近くには、ライン河が流れており、ホテル不足を解消するために会期中は、ホテル用の船も停泊する。このメッセ会場は、東京ビックサイトの約3倍の面積にもなる(写真1)。 メッセの入場券となるバーコード付きの案内資料(eTicket)を見せると公共の交通機関は無料で利用できる。このあたりの仕組みが日本と異なる。多くの見学者を呼び込むための仕組みの一つでもあると思う。 なお、展示企業向けには、展示会開催前後の2日間の交通機関は無料で利用できるので大変便利である。 特に大きな展示会が開催されるとホテル料金が通常時期に比較して3~5 倍に跳ね上がり、かつ満室となり、市内のホテルが確保できない場合がある。少し離れた場所のホテルを探すことになるが、隣の町になったとしても無料で公共交通機関が利用できるので便利である。 また、会場内でWi-Fiを1 時間、無料で使用できるようにinterpack2017展示会参加報告写真1 デュセルドルフ・メッセ会場特定非営利活動法人 日本環境技術推進機構 / 青木 正光