ブックタイトル実装技術4月号2015年特別編集版

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概要

実装技術4月号2015年特別編集版

45イルを図1に示す。 ファン回転数を上げること、最高温度は2.5 ℃ /10Hz 程度上昇した。室温から鉛フリーはんだの融点220℃までの時間は、20Hzから40Hzで142 秒から134秒と短くなり、逆に、鉛フリーはんだの融点220 ℃以上の時間は、20Hzから40Hzで23 秒から39 秒と長くなった。2.ヒータ温度 ヒータ温度の設定を変更した場合のリフロー炉の設定を表2に示す。 上下の設定温度については、表1 の温度を基準に、上下6ゾーンを一律に ?10 ℃、?5 ℃、+5 ℃、+10 ℃に温度を変更して基板の温度を測定した。?10℃、基準、+10℃の温度プロファイルを図2に示す。 温度を10℃変更すると、最高温度は10℃変化した。室温から鉛フリーはんだの融点220 ℃までの時間は、ヒータ温度 ?10℃から+10 ℃で186 秒から138 秒と短くなり、逆に鉛フリーはんだ融点220℃以上の時間は、設定温度?10 ℃から+10 ℃で14 秒から63 秒と長くなった。3.コンベアスピード コンベアスピードを変更した場合のリフロー炉の設定を表3に示す。 コンベアスピードを0.45m/min(以降単位省略)、0.40、0.37、0.35、0.32、0.30、0.27に変更して、基板の温度を測定した。0.45、0.40、0.35、0.30 の温度プロファイルを図3に示す。 コンベアスピードを0.05m/min 遅くすると、最高温度は1?2℃高くなった。室温から鉛フリーはんだの融点220℃までの時間は、コンベアスピードを0.45から0.30で127 秒から176 秒と長くなり、鉛フリーはんだ融点220℃以上の時間もコンベアスピードを0.45から0.30で26 秒から55秒と長くなった。表3 リフロー炉の設定図2 上下6ゾーンの温度を変更した場合の温度プロファイル図3 コンベアスピードを変更した場合の温度プロファイル