ブックタイトル実装技術1月号2015年特別編集版

ページ
25/50

このページは 実装技術1月号2015年特別編集版 の電子ブックに掲載されている25ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play
  • Available on the Windows Store

概要

実装技術1月号2015年特別編集版

23車載用ハロゲンフリーソルダペースト『S3X58-M555』(株)弘輝PR請求番号 A0716 進むハロゲンフリー化に対応し、車載要求レベルの高い信頼性を実現した、SAC305組成のハロゲンフリーソルダペースト。●ハロゲンフリー化の課題解決 環境負荷への懸念から、電子業界ではハロゲンフリー化が進んでいる。しかしハロゲンを代替する活性剤は活性範囲が狭く、持続性・耐熱性がないため、溶融性を維持することが困難だった。また、少量でも高い溶融性効果があるハロゲンを代替するには、活性力の強い添加剤を使用するか、添加剤の添加量を増やす必要があるが、常温でも反応が進行するため、粘度が上昇するという問題もあった。同製品は、複数の高ぬれ活性成分を、カプセル化により常温での反応を抑えた形で効率良く配合し、活性範囲を広げ良好な溶融特性を確保している。●車載要求に対応した信頼性 湿度差・温度差が非常に大きくなる車載環境下では、使用される基板も同様に過酷な環境となり、基板表面での結露発生が懸念される。水分の侵入はマイグレーションの発生を助長し、信頼性に影響を及ぼすが、同製品は、車載メーカーから要求される厳しい結露サイクル試験でも絶縁抵抗値の低下がなく、マイグレーションの発生を抑えることができる。●実装での使いやすさを向上 同製品は、常温でのフラックスとはんだ金属の反応を抑える工法を取り入れており、保管時に安定した粘度特性を維持する。そのため印刷性能が安定しており、連続印刷時でも転写率のばらつきが少ない。また活性成分の劣化が少なく、溶融性に優れているため、微細パターンでもはんだが確実に溶融し、良好なはんだ付け性が得られる。                <請求番号 A7017>