ブックタイトル実装技術12月号2013年特別編集版

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概要

実装技術12月号2013年特別編集版

42 今月号では、チップ立ちとはんだショート( ブリッジ) について、その原因と対策を紹介する。1. チップ立ち(部品ずれ、回転も含む) チップ立ちは表面実装に特有の現象で、ツームストーンとかマンハッタン現象とも呼ばれている。図1 に模式図を示す。この模式図は比較的良く知られており、「チップ立ち促進モードT3 が、抑制モードT1+ T2に勝った時チップ立ちが発生する」という合理的な説明ができる1)。 本稿では、パッド設計、部品仕様以外の要因を考えてみる。なお、部品が片側の電極にのみ接合して、ずれや回転している場合もチップ立ちのメカニズムと同様の原因と考えている。1.浮き側電極のはんだ未着 チップ立ちが発生するためには、浮き側電極にチップ立ち抑止力の発生していない瞬間のあることが必須となる。現象としては、「ペーストと電極が接触していない」もしくは「溶融はんだと電極が接合していない」状態である。、図2に事例を示す。図中の①~④は、リフロー前に電極がペーストに接触しておらず、左側電極がフリーでチップ立ちを抑える力が発生しない。ただし、①~④の現象が単独で発生している事例は少なく、複合要因になっている場合が多いと推測する。 リフロー後に①~④を確認する方法を示す。①……パッド見えが一定方向に発生している②……わかり難い③……はんだ量確認④……基板、部品裏の異物調査 図中の⑤のみ、リフロー中の問題となる。図3に、この詳(株)クオルテック / 高橋 政典実装不良の原因と対策(チップ立ち、はんだショート<ブリッジ>)図1 チップ立ち模式図図2 推測される浮き側電極の状態