ブックタイトル実装技術10月号2013年特別編集版

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概要

実装技術10月号2013年特別編集版

38 前回、『整理技法』のその2 として『名刺整理方法』について紹介した。今回はお役立ち情報の第6弾として、『整理技法』の3 回目、名刺整理に利用できる『PDICW の活用事例』について紹介する。1.パーソナル・データベースの構築 かつて筆者は、①検索機能を有し、②高速で検索することができる、というソフトウェアが欲しかった。 電子辞書なるものはすでに発売されてはいたのだが、さらに、③自分で登録してそれを活用できる、というような機能も欲しかったのである。すなわち、名刺を受領したら逐次、登録していく方式のデータベースである。 ちょうどその頃、Lotus123付きワープロが発売されたことから、表計算ソフトのLotus123を使って、検索機能をマクロで組んで住所録のデータベースを作成したのであるが、期待したほどの効果は得られず、また、データが多くなると動作が遅くなってしまうなど、当時のワープロの処理能力では限界があった。 そのような時期に私はワープロ派からPC派へと移行したのだが、ちょうどその頃に、PC用電子辞書(電索辞書)として紹介されたのが、『PDICW』というシェアウエアのソフトウエアだった。2.PDICWとは? PDICWは、Personal DICtionary for Windowsの略で、Windowsの環境下で動作する電子辞書である。自分で電子辞書を作成することができるソフトウエアで、もともとは語学学習者向けに開発されたものであるのだが、私は「これは名刺管理に適用できる!」と思って飛びついた。 このソフトの特徴は、 ①高速で検索が可能 ②自分で辞書の作成が可能 ( 登録ができる) ③一つ辞書グループに異なる辞書の登録ができ、検索は、  登録した16 個 ( 最大)の辞書を同時に検索が可能 ④Aグループ、Bグループ、という具合に辞書グループを  別に作成が可能というものであった。 そこで、このPDICW の電子辞書をさっそく名刺整理に応用することを考え、住所録のデータベースを作成することにした。前回ご紹介した、AT-A-GLANCE のPersonalDirectoryから州や局番をいれて、それに該当する氏名図2 PDICWの電子辞書の画面図1 PDICWのダウンロードページ特定非営利活動法人 日本環境技術推進機構 横浜支部/ 青木 正光実装技術初心者のための『パスポート』   ?知のインプット/アウトプットのこつ?第6回 『整理技法』とは?(その3)<PDICWの活用事例>