実装技術3月号2013年特別編集版

実装技術3月号2013年特別編集版 page 33/38

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47写真16遠赤外線は下部ヒータ同様フラックスを劣化させずに熱を供給することが比較的容易にできる。ファンを強くするとフラックスが劣化し、ブリッジが起こる。そこで、下部ヒータからの熱ではんだを溶かすこ....

47写真16遠赤外線は下部ヒータ同様フラックスを劣化させずに熱を供給することが比較的容易にできる。ファンを強くするとフラックスが劣化し、ブリッジが起こる。そこで、下部ヒータからの熱ではんだを溶かすことにより、フラックスを劣化させずにすみ、ぬれ性が確保される。これは、大型と小型部品が混載される場合にも適用することができる写真15下部ヒータをすべて5 ℃高くして、基板面から熱供給する写真13ファン回転数を下げ熱風によるフラックスの劣化を抑え、下部ヒータを高目に設定する写真14図2 下部ヒータを上部ヒータより30℃上げた時の温度プロファイル上部の熱風によるはんだ粒子の酸化とフラックスの劣化による未溶融。ファンを抑えて下部ヒータを上げる計測する。 図1 は、遠赤外線+エアリフロー炉の温度プロファイルである。 図2は、エアリフロー炉の温度プロファイルである。エアリフロー炉はメーカーや炉の型番によってかなり異なるので、それぞれ確認が必要である。 また単純に下部ヒータ温度を上げると下部の部品への熱影響が大きくなりがちなので、その調整方法を検討する必要がある。 写真13 ?写真16 に示すのは事例である。