実装技術1月号2013年特別編集版

実装技術1月号2013年特別編集版 page 24/62

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22 (株)ナガオカ製作所(創業47 年)は、SMT製造ラインの搬送装置をメインに装置開発・製造・販売に取り組んでいる。40年を超える創業実績に培われた技術をもとに近年では特に基板へのマーキング、基板クリーニン....

22 (株)ナガオカ製作所(創業47 年)は、SMT製造ラインの搬送装置をメインに装置開発・製造・販売に取り組んでいる。40年を超える創業実績に培われた技術をもとに近年では特に基板へのマーキング、基板クリーニングなどに注力しており、新たなテーマの開拓とお客様のウォンツを追求すべく製品展開している。 同社では、第42回インターネプコン・ジャパンに出展し、次に挙げる3 つの改善テーマを掲げつつ、お客様のSMT 製造ラインを確実にサポートする製品群を紹介する。1.『トレーサビリティ』 近年、製造基板1 枚1 枚に番号を振って製造管理を求める、ということが多くなっているが、このような要求に適しているのがレーザマーキング装置である。 同社独自の表裏反転レーザマーキング装置『NTLS-250E』はわずかライン長500㎜のスペースでMサイズ基板の両面にコード印字が可能となっている。 XY レーザマーキング装置『NSC-250 Ⅱ』は、より精度の高い印字のための位置補正や印字後の読み取り確認を行うこともできる。 さらに、印字後の基板からデータを取得するための装置として『反転機構付き両面基板ID 読取装置『NTC-250-ID』』も用意。搬送された基板の両面にあるIDコードを自動で読み取って、データを送信することができる製品となっている。 加えて、レーザではなく、バーコードラベルなど、シールを使用されているお客様向けにオートラベラ(自動ラベル貼り機)『NAL-250』も用意しており、作業者の手貼り作業を自動化して、コスト削減、作業効率化に寄与する。2.『不良率低下』 基板に付着している異物、基板かすなどが部品実装時影響を及ぼすことはよく知られている。そこで同社では、異物による不良発生を防ぐための各種クリーニング装置を展開している。 トップモデルとしては、ハイブリッドクリーナ『NCX-250』を用意。搬送された基板両面を回転ブラシでクリーニングし、上面からスリットノズル式のエアブローで均一にエアでクリーニングすることに加え、ブチルゴム製粘着ローラで根こそぎ異物を除去する。 また、最新モデルとして、基板両面端面クリーナ『NCWS-250』を来年2013年1月より発売する。従来の基板両面(表・裏)同時クリーニングに加え、今までクリーニングできなかった搬送部端面(サイド)もきれいにし、さらに異物を除去して不良率低下に貢献する製品となる。レーザマーキング装置、他(株)ナガオカ製作所PRレーザマーキングライン3.『段取り時間短縮』 少量多品種生産が主流となる中で、段取り替えにかかる時間は生産効率に影響する。そこで同社では、短時間で簡単に段取り替えができる装置ラインナップを充実させている。 ラインへ基板を投入する際に力を発揮するチャッキング式共用ローダ『NLC1210』は、生基板をマガジンに投入する必要はなく専用トレーに積むだけでOKな装置で、オプションのファイル登録仕様を追加すれば、事前にファイルへ登録したデータを読み込むだけで段取り替えが完了。即ライン稼働が可能となる。 基板を回収するアンローダについても、自動ラック幅段取り装置『NRA-250』を使用すれば、作業者がマガジンラックを事前に幅合わせする必要はなく、アンローダにセットするだけで、あとは事前登録のファイルを読み込んで段取り替えが完了。自動で装置がマガジンラックの幅を登録されたデータ幅に可変させる。 以上に紹介した各装置は『第42回インターネプコン・ジャパン』の会場において実際に見ることができるのでこの機会にぜひ会場に足をお運びいただき、実際の装置にふれていただきたい。 また、装置に関するお問い合わせや、ネプコンジャパンへの招待状希望の方は同社までご連絡をいただきたい。           <請求番号 A7012 >