実装技術12月号2012年特別編集版

実装技術12月号2012年特別編集版 page 29/42

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37く、米国、英国、日本、韓国、ドイツ、オランダ、フランス、オーストリア、スイス、シンガポール、マレーシア、インド、台湾、香港などの14 地域からも合わせて、494名の参加者による大型の実装学会になった。また....

37く、米国、英国、日本、韓国、ドイツ、オランダ、フランス、オーストリア、スイス、シンガポール、マレーシア、インド、台湾、香港などの14 地域からも合わせて、494名の参加者による大型の実装学会になった。また、日本の実装学会とは異なり、若い人や女性の参加者の多さが目立った。 4 件のチュートリアル、ITRSワークショップ、併設展示、キーノート計15件があり、7セッション同時進行の一般セッション計28 の中では、136 件の口頭発表、229 件ものポスターセッション、論文総数365 件が議論された(表1)。2.キーノートが15件もある学会 学会2日目の8 月14日の朝8 時半から行われた、世界と中国の実装関連VIP も集まったオープニングセレモニー(写真1、写真2)に続く、プレナリ・キーノートでは、IEEE-CPMT現President でもある、HKUST 大学のRicky Lee 先生から白色照明LED 実装(写真3)、ジョージア大学のC.P.Wong 先生(香港中文CUHK 大学学部長)から先端ナノ材料の実装応用(写真4)、ジョージア大学のRaoTummala 先生から超薄型エレクトロニクスの現状(写真5)、Lamar 大学からWLP、フェアチャイルドからアナログとパワーデバイス実装、ドイツのフラウンホーファーのDr.Wolf 氏、東京大学の須賀唯知先生、オーストリアのEVG、中国工業和信息化部電子第5研究所、中国先端実装企業JCAP、上海大学などから合わせて15 件もの素晴らしい講演があった。 また学会3日目の8月15日に開催された一般セッションの中にも、21 件のセッション・キーノートが準備され、学生にも理解しやすいプログラム構成になっている。 キーノート会場の後方を埋めつくす、これから電子関連実装の分野で働いていこうとする学生にとっては、世界第一人者による15 件のキーノートと21 件のセッション・キーノートはとても有意義なものである(写真6)。3.口頭発表136件と  229件のポスターセッション 学会3日目の8月15日の朝8 時からは終日、計136 件の口頭発表と2 回に分けた229 件のポスターセッションが行われた(写真7、写真8)。今年の口頭発表では、品質と信頼性に関するセッションが6つに増え、中国でも品質重視の流れがうかがえる。また国として取り組んでいる半導体照明実装セッションは3つもあり、日本の実装学会などに比べて、LED実装研究者層が厚い。 大学や研究所からの発表が多く、セッション・スケジュールから大学別の論文数(口頭発表とポスターの合計)を数えてみると、華中科技大学が1つの研究グループからなんと43 件、桂林電子科技大学31件、中国科学院微電子研究所19 件、華南理工大学14 件、ハルビン工業大学14件、上海交通大学12件、北京工業大学、上海大学、復坦大学が各々11件、北京大学と大連理工大学が各10 件などと、5 件以上発表をし写真4 キーノートProf. C.P.Wong写真3 最初のキーノートHKUST Prof. Ricky Lee写真5 キーノートで討議する、Prof. Rau Tummala写真7 海外からの参加者も熱心に確認するポスターセッション写真6 キーノートで質問する中国の参加者写真8 ポスターセッションでは若い参加者が熱心に議論する