実装技術11月号2012年特別編集版

実装技術11月号2012年特別編集版 page 39/52

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436.図表化のメリット ●理解されてコンセンサスが得やすい ●結論が導きやすい ポイントは長く話すよりも視覚に訴えることが大事である。美辞麗句をならべた抽象的な表現、無味乾燥な言葉、難しい専門用語、数字....

436.図表化のメリット ●理解されてコンセンサスが得やすい ●結論が導きやすい ポイントは長く話すよりも視覚に訴えることが大事である。美辞麗句をならべた抽象的な表現、無味乾燥な言葉、難しい専門用語、数字の羅列は、聞く側にとってはあまり意味がない、ということをあらかじめ知った上で発表する必要があるということはいうまでもない。7.図表化に役立つツール 代表的なPC用ソフトとして表計算ソフトに、ロータス123、エクセルなどのソフトがあり、大抵の図表の作成は可能である。表計算ソフトには、グラフ作成機能もあるので、その機能を活用して図表をコピーしてパワーポイントに貼り込むことが可能である。 デジタルカメラもあれば、応用例などを撮影して、それをパワーポイントに貼り込めばよりリアルに表現ができる。更に動画を撮影して、その動画をパワーポイントにオブジェクトと取り込み、クリックすれば動画が動作すれば、動きがあってより効果的なプレゼンテーションとなりる。特に、現象などを説明するのに具体的になるかと思う。8.発表方法 ●発表は『話す』ものであって、原稿は読まないで前を向  いて話すのが原則 ●原稿はあくまでも、時間制限を守るためのメモであっ  て、読むためのものでない ●ゆっくり話すのが基本 ●大事なことを強調して、大事でないところは控え目に ●メリハリをつけて発表する9.スライドの準備で注意は ? ●忘れがちなのが表紙のスライドの準備 題名についても一味、工夫することが大事である。環境対応の日本の状況を説明するのに“Why, What, Why andWhen?” というのをあえて使った。このような題名にすると、題名に引かれてメディア関係者の参加もあったことから、メディア関係者からも質問をされ、その後、スウェーデンやフランスのメディアが発行している業界誌や雑誌に掲載されるというおまけまでついた。題名の工夫も重要なポイントである(図11)。 ●題名、組織名・会社名、発表者名、住所、発表日、連絡先な  どを記述した表紙のスライドを作成しよう ●図12 は、欧州の工業会(EIPC)から招待講演で発表し  た時の表紙のスライドである。表紙に必要とする情報  を記載してある。最後のスライドにはコンタクト先と  して発表者の連絡先(電話、ファックス、メールアドレ  スなど)を記載して後日、連絡ができるようにするとい  った配慮も必要である。 ●この表紙のスライドは発表に入る前に最初に映そう ●冒頭が重要なので、目次を示して何を話すかを視覚的図11 工夫した題名の一例図12 題名